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第103回全国高校野球選手権、スポーツ紙ABC評価と優勝候補ランキング!2021夏甲子園出場校の評価は?

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2021年8月10日(台風接近のため当初9日から1日順延)に阪神甲子園球場で開催される第103回全国高校野球選手権大会の地方予選最後の大会、東西東京都大会が8月2日に終了、出場校全校が出そろいました。2020年の第102回大会は新型コロナウイルスの感染拡大により中止となりましたが、今年の夏の甲子園大会が間もなく開幕します。

甲子園出場校全校が出そろった翌日以降の日付で各スポーツ紙が恒例の選手権出場校ABC評価を掲載しました。各校のA、B、C評価を集計してランキング、最もA評価を集めたのはどこの高校か?各スポーツ紙の特徴とともに紹介します!

大手スポーツ紙とは?各紙の特徴

例年、高校野球の甲子園出場校が決まると大手スポーツ紙が出場校の評価や優勝候補予想、展望を紙面化しています。今回も大手スポーツ紙が恒例のABC評価をしていますが、そもそも大手スポーツ紙とは?各紙の特徴について紹介します!

一般的に大手スポーツ紙、あるいはスポーツ6紙という呼ばれ方もしますが、どんなスポーツ紙があって各紙どんな特徴があるのでしょうか?

スポーツ紙部数通称特徴
スポーツニッポン約170万部スポニチ毎日新聞系、春の選抜大会の主催社系列、東京、大阪を中心に全国で発行
日刊スポーツ約160万部ニッカン朝日新聞系、夏の選手権大会の主催社系列、東京、大阪を中心に全国で発行
スポーツ報知約140万部報知読売新聞系、系列の巨人の報道がメイン、東京、大阪を中心に全国で発行
サンケイスポーツ約120万部サンスポ産経新聞系、資本関係にあるヤクルトの記事が充実、東京、大阪を中心に全国で発行
デイリースポーツ約60万部デイリー神戸新聞系、地元阪神の報道がメイン、関西地区を中心に関東、西日本でも発行

中日スポーツ

東京中日スポーツ

約50万部

中スポ

トーチュウ

中日新聞系、系列の中日の報道がメイン、中部地区を中心にトーチュウは関東で発行

部数はおおよその数字ですが、部数規模で100万部を超えるのが全国紙と呼ばれるスポニチ、ニッカン、報知、サンスポの4紙、100万部に未満のデイリー、中スポは系列の日刊紙同様、ブロック紙と位置づけられます。

基本的には、都内で販売されている上記6紙がスポーツ6紙として呼ばれますが、これらの特徴から発行エリア内でも発行部数の多い地区の高校への評価はやや高めになる傾向はあります。

スポーツ6紙の優勝予想、評価は?

第103回全国高校野球選手権大会の出場校が決定して以降、スポーツ6紙が各校をABC評価しています。このABC評価は大会ごとに行われ恒例となっています。評価はどのようになっているでしょうか?

都道府県学校スポニチニッカン報知サンスポデイリー東京中日
北北海道帯広農業BCCCB 
南北海道北海ABBBB 
青森弘前学院聖愛BBCBB 
岩手盛岡大附BBBBB 
秋田ノースアジア大明桜ABBBB 
山形日大山形BCCBB 
宮城東北学院CBCCC 
福島日大東北CCCCC 
茨城鹿島学園BBCBB 
栃木作新学院BBCBB 
群馬前橋育英ABBBB 
埼玉浦和学院BABBA 
千葉専大松戸ABABB 
東東京二松学舎大附BBABB 
西東京東海大菅生BAAAA 
神奈川横浜ABABA 
山梨日本航空CBBBB 
新潟日本文理BCCBC 
長野松商学園BBCBB 
石川小松大谷BCCCC 
福井敦賀気比BBBBB 
富山高岡商業BBCBB 
静岡静岡BBBBB 
愛知愛工大名電AAAAA 
岐阜県岐阜商BABBA 
三重三重BBCBB 
滋賀近江BBBBC 
京都京都国際BBBBB 
大阪大阪桐蔭AAAAA 
兵庫神戸国際大附BBBBB 
奈良智辯学園AAAAA 
和歌山智辯和歌山AABAB 
岡山倉敷商業BBCBB 
広島広島新庄BBBBB 
鳥取米子東CCCCC 
島根石見智翠館BCCBC 
山口高川学園CCCBC 
香川高松商業BBCBB 
徳島阿南光BCCCC 
愛媛新田CCCCB 
高知明徳義塾ABBAA 
福岡西日本短大附BBBBB 
佐賀東明館CCCCC 
長崎長崎商業BBCBB 
熊本熊本工業BCBBC 
大分明豊AAAAA 
宮崎宮崎商業BBCBB 
鹿児島樟南BBBBC 
沖縄沖縄尚学BBBBB 

各紙の評価は以上のようになりました。東京中日は記載がなかったため現時点でスポーツ紙4紙ごとにそれぞれABC評価数はいくつあるか集計してみました。

スポーツ紙各紙のABC評価数は?

スポーツ紙ABC
スポーツニッポン11317
日刊スポーツ82912
スポーツ報知81922
サンケイスポーツ7348
デイリースポーツ92812

東京中日スポーツ

   

各紙の評価結果のうち、B評価が最多のサンスポは34,最少の報知は19と実に15もの差がついています。A評価は最多のスポニチが11,最少のサンスポが7とその差は4つでしたが、C評価は最多の報知が22、最少のスポニチが7とB、C評価で各紙の特徴が出る結果となりました。

特にスポニチはA評価が11と最多、C評価が7と最少だったことからやや甘めの評価、全体的に無難な評価と言えそうです。一方サンスポはA評価が7つと辛い反面、C評価も8つと少なめ、B評価が最多の34ということでAとCは厳選したように見えます。

今回端的だったのは報知でC評価が最多の22でB評価19を上回り、他紙はB評価が最も多い中、唯一C評価の数がB評価の数を上回っています。

それでは各紙の評価のランキングについて見ていきましょう。

スポーツ各紙の評価ランキングは?

  • 5紙ともA評価の高校は?

未掲載の東京中日以外の5紙全てがA評価をつけたのは、愛工大名電、智辯学園、大阪桐蔭、明豊の4校となっています。智辯学園、大阪桐蔭は今春の選抜のスポーツ紙評価でも6紙がオールAでした。

智辯学園は選抜ベスト8で明豊に敗退、大阪桐蔭はその智辯学園に選抜初戦で敗退と戦力も拮抗、投打の軸が安定していることや昨秋からの試合ぶりも評価されてのオールAと言えるでしょう。

明豊は今春の選抜のスポーツ紙評価ではオールBでしたが、その評価を覆して選抜では準優勝、今夏ではオールAへと各紙とも評価を上げました。愛工大名電は今春の選抜で評価がオールA、ベスト4となった中京大中京を県予選で破ったこともあり今春の選抜不出場組で唯一オールAとなっています。

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  • 4紙がA評価、B評価が1つの高校は?

東海大菅生はスポニチのみB評価、他の4紙がA評価、東海大菅生は選抜ベスト8、昨秋の東京大会も優勝なのでオールAに近い評価となりました。

  • 3紙がA評価、B評価が2つの高校は?

智辯和歌山は報知、デイリー、横浜は日刊、サンスポ、明徳義塾は日刊、報知がそれぞれB評価、残り3紙がA評価となりました。智辯和歌山は選抜不出場ながらも県予選で小園投手の市立和歌山を破ったことと常連校であることが高評価につながったのでしょう。

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横浜は同じ神奈川の選抜王者東海大相模が県予選で辞退しながらも激戦区神奈川を勝ち上がったチーム力、明徳義塾は選抜出場に続いての選手権、さらに高校生投手注目度ナンバー1の高知森木投手を攻略しての優勝も高評価につながったと言えます。

  • 1つ以上A評価があった高校は?

A評価が2つ、B評価が3つの高校が浦和学院、専大松戸、県岐阜商でした。選抜の初戦でともに接戦で優勝候補の中京大中京に敗退した専大松戸、同じく優勝候補市立和歌山に敗退した県岐阜商を高く評価したのが2紙、森士監督が退任を表明している浦和学院は春季埼玉県大会の優勝も評価されてのA評価でしょう。

A評価が1つだったのは北海、ノースアジア大明桜、前橋育英にスポニチ、二松学舎大附に報知がA評価とスポニチ、報知が独自のA評価を付けています。A評価が1つでも付いた高校でC評価が付いた高校は1校もありませんでした。

  • オールC評価の高校は?

東明館、米子東、日大東北の3校のみがオールC評価という厳しい結果となりました。しかし東明館は昨秋、今春の佐賀県大会で優勝、米子東も鳥取県大会で昨秋は優勝、今春は準優勝と安定しています。日大東北も長らく聖光学院が連覇した夏の福島県予選を勝ち上がりました。

注目選手の有無、都道府県や予選でのスコアや甲子園での実績などを中心に評価されがちですが、ふたを開けたらこれらの高校が大躍進することもあるのが甲子園です。番狂わせに期待したいですね!

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まとめ

2021年夏の甲子園大会、第103回全国高校野球選手権大会の全出場校が決定、スポーツ6紙による恒例のABC評価のランキングと優勝予想をまとめました。東京中日は未掲載だったため現時点ではスポーツ5紙のABC評価でまとめています。

スポーツ5紙のランキングは

  • オールA評価は愛工大名電、智辯学園、大阪桐蔭、明豊の4校
  • A評価が4つ、Bが1つは東海大菅生の1校のみ
  • A評価が3つ、Bが2つは横浜、智辯和歌山、明徳義塾の3校
  • A評価が2つ、Bが3つは浦和学院、専大松戸、県岐阜商の3校
  • A評価が1つ、残り4紙がB評価は北海、ノースアジア大明桜、前橋育英、二松学舎の4校
  • オールC評価は東明館、米子東、日大東北の3校

となりました。スポーツ紙の予想は軒並み強豪校、甲子園常連校に高めの評価がつく傾向もあり、特に選抜で準優勝した明豊は今春のオールBからオールAに各紙評価を上げる結果となりました。

スポーツ紙の評価と異なる高校が勝ち進み、オールAの評価の高校でも敗退してしまうのが高校野球の面白さでもあり、一発勝負のトーナメントの怖さでもあります。2020年の第102回大会は中止となってしまいましたが、第103回大会は無事に開催までこぎつけられそうです。

8月3日の組み合わせ抽選ではオールAの大阪桐蔭とAが3つの東海大菅生が初戦で当たることも決まりました。いきなり東京大阪の大都市決戦でもあり今大会も目の離せない好ゲームが目白押しとなりそうです。無事大会が進むことを願いつつ熱い夏を楽しみたいですね!


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