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2020東京五輪野球メンバーとスタメン予想!日本戦の日程や大会方式、2021年延期でどうなる?

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2020年東京オリンピックの開催が1年延期され2021年開催となりました。日本代表の侍ジャパンは開催国として東京五輪出場も決定しています。次回の2024年フランスパリ大会では野球は正式競技から除外されるため今回が最後の五輪となるかもしれません

関連記事:野球が東京五輪正式競技に!日本代表の歴代成績(公開競技時代を含む)まとめました!

今後正式競技として復活することもありえないわけではないですが、プレミア12で見事優勝を飾り全世界的にも野球強豪国である日本代表が日本国内で五輪の試合をするのはおそらく何十年先まではないでしょう。

日本代表には是非金メダルを勝ち取ってほしいところですが、東京五輪延期の正式決定で東京五輪の野球開催日程や日本戦の日程はどうなっているのでしょうか?またオープニングラウンドとノックアウトステージを採用した大会方式とは?

そしていよいよ本番に向けて代表メンバーは誰が選出されるのか?少し早いですが、メンバーとスタメンをずばり予想してみました。

東京五輪野球の日程や大会方式、出場国は?

東京五輪野球競技の日程

東京五輪の1年延期が決まり、野球競技の日本代表の対戦相手や日本戦の日程も未定ですが、すでに決まっていた野球競技の日程も1日前倒しで曜日は変更なく以下の日程で開催される予定です。

日程時間会場備考
7月28日(水)12時福島あづま球場開幕戦
7月29日(木)19時横浜スタジアムオープニングラウンド
7月30日(金)12時または19時
7月31日(土)
8月1日(日)ノックアウトステージ
8月2日(月)
8月3日(火)
8月4日(水)
8月5日(木)
8月7日(土)決勝および3位決定戦

東京五輪の野球競技の出場国は6か国・地域の6チームです。この6チームがA、Bの2組に3か国ずつ別れて各国オープニングラウンドでは2試合ずつの総当たり戦で両組計6試合を行います。日本戦は7月29日の開幕戦、福島あづま球場での開催が決定していましたが、1年延期により日程は仕切り直しとなります。

ただし東京五輪の延期は2021年7月23日開幕、8月8日閉幕と364日の延期が決まりました。各競技の大会日程はまだ調整中のため未確定ですが、東京2020組織委員会の武藤敏郎事務総局長は「競技日程を決める際に曜日は重要となる。その点で日程を大幅に変えることはないだろう」とコメントしています。

武藤事務総長のコメント通り上記日程で行けば、開幕は2021年7月28日(水)開幕、8月7日(土)決勝、3位決定戦となり、日付は1日前倒しということになります。

複雑な大会方式ノックアウトステージ

オープニングラウンドではA、B各組の順位を決定します。この順位に従って敗戦した場合に敗者復活戦にまわって優勝チームを決めるトーナメント方式を行います。

A組1位対戦①勝者は⑤へ対戦⑤勝者は決勝へ決勝戦
B組1位
A組2位対戦②勝者は④へ対戦④勝者は⑤へ
B組2位
A組3位対戦③勝者は④へ
B組3位
対戦①の敗者対戦⑥勝者は⑦へ対戦⑦勝者は対戦⑧へ対戦⑧勝者は決勝へ
対戦②の敗者
対戦④の敗者
対戦⑤の敗者
対戦⑦の敗者3位決定戦
対戦⑧の敗者

ABの各組1位通過した場合のみ最短3連勝で優勝、ABの各組3位通過した場合は対戦③で敗戦した時点で終了となります。AB各組2位以上通過すればノックアウトステージの初戦(対戦①②)で敗戦しても敗者復活から優勝が狙えます。

ただし対戦⑥で敗退した時点で終了、2連敗は許されません。AB1位通過の場合は、初戦勝利して対戦⑤で敗戦しても3勝1敗で優勝が狙えます。それ以外は4勝が優勝への最低条件です。どのチームも2敗した時点で優勝は消えます。

この方式ではオープニングラウンドで2勝して1位通過、ノックアウトステージで3連勝の5勝して優勝するチームとオープニングラウンドで2敗して3位通過、その後4勝1敗で計4勝3敗で優勝するチームもありえます。

どの段階で負けるかにもよりますが、1敗までなら優勝、2敗までなら2位の銀メダル、3位の銅メダルが狙えるという点ではどのチームにもメダル獲得のチャンスはあると言えそうです。

出場国はいつ決まるのか?

2020年4月の時点では、出場が決まっているのは開催国の日本、プレミア12で2位の韓国と3位のメキシコ、さらにヨーロッパ・アフリカ予選を勝ち上がったイスラエルの4チームです。

関連記事:プレミア12の大会方式と存在意義、WBCとの違いは?2019の大会結果や出場国は?

残りの2か国は、2020年3月のアメリカ大陸予選、4月の世界最終予選(インターコンチネンタル)の2大会から各1チームを決定する予定でした。アメリカ大陸予選は、アメリカ、カナダ、キューバ、ドミニカ共和国、ベネズエラ、プエルトリコの6か国です。この大会の優勝チームが東京五輪に出場、2位、3位チームは世界最終予選へ回ります。

世界最終予選は、チャイニーズ台北、中国、オランダに上記の2チームとオセアニア予選の優勝チームの計6チームで総当たり戦を行い優勝チームが東京五輪へ出場となります。

しかし新型コロナウィルスの影響でこれらの予選の開催も延期が決定、予選日程も変更されることになりそうです。発表され次第更新していきます。

日本代表の予想メンバーとスタメンは?

プレミア12メンバーと東京五輪の選出予想

2019年11月に開催されたプレミア12で日本代表は優勝しました。この時に稲葉篤紀監督は、東京五輪でも世界一を獲ることを目標に掲げプレミア12に選出されたメンバーが東京五輪の日本代表のベースになることを認めています。

ただし東京五輪は1年程度の延期となりましたので、プロ野球ペナントレース開催中ということもありますが、1年後の成績、パフォーマンスによってメンバーの入れ替えも十分にあります。

加えてプレミア12は登録メンバーが28名でしたが、東京五輪は24人となるため必然的に選出から漏れる選手も発生します。それではまず2019年開催のプレミア12のメンバーと東京五輪ではどうなるか予想してみます。

背番号ポジション氏名所属球団五輪予想
11投手岸孝之楽天×
13山岡泰輔オリックス×
17大竹寛巨人×
18山口俊ブルージェイズ×
19山崎康晃DeNA
20甲斐野央ソフトバンク
21今永昇太DeNA
22大野雄大中日×
28高橋礼ソフトバンク
43山本由伸オリックス
47中川晧太巨人
57嘉弥真新也ソフトバンク×
90田口麗斗巨人×
10捕手小林誠司巨人×
27會澤翼広島
62甲斐拓也ソフトバンク
1内野手山田哲人ヤクルト
2源田壮亮西武
3浅村栄斗楽天
4菊池涼介広島×
5外崎修汰西武
6坂本勇人巨人
7松田宣浩ソフトバンク
8外野手近藤健介日ハム
9丸佳浩巨人
23周東佑京ソフトバンク
34吉田正尚オリックス×
51鈴木誠也広島

東京五輪でもメンバー選出されると予想した選手は◎、選出される可能性もあるが、外れる可能性もある選手を〇、外れると予想される選手を×としました。

まず投手では、先発投手は今永投手は貴重な左腕としてプレミア12での好投もあり選出されると見ます。中継、抑えも実績のある山崎、山本、甲斐野の3投手に先発も見越して高橋投手は選出されるのではないでしょうか?

捕手は2名体制とする場合、小林捕手が外れるとみます。内野手は、山田、浅村、坂本、松田の4選手は今の日本を見渡しても外せないと思います。外野手はプレミア12でも3本塁打でここ一番で期待できる鈴木誠也選手は残さざるを得ないのではないでしょうか?

東京五輪で新たに選出される予想メンバー

東京五輪の延期が決まり、東京五輪の代表メンバーも大幅に変更される可能性が出てきました。特に2020年中にMLBへ挑戦する選手がいる場合、東京五輪出場が困難になるかもしれません。

さらに東京五輪の前の2021年3月には第5回のワールドベースボールクラシック(WBC)が予定されています。こちらも新型コロナウイルスの影響でどうなるか不透明な見通しです。

同じ年内に大きな国際大会が開催された例はなく両方の国際大会に同じ選手を派遣できるのかどうか、球団側も快く送り出せるのかもわかりません。

何もかもが未定の状態で2020年のシーズンの開催状況、FAやポスティングによるMLB移籍があれば変更となる可能性はありますが、現時点では以下のように予想します。

なお今回のプレミア12のメンバーから外れると予想した選手は10名いますが、確実に3人外すことを考えるとこの10名の代わりに新たに7名が選出されることになります。この7名を以下に予想しました。

ポジション氏名所属球団
投手菅野智之巨人
則本昂大楽天
千賀滉太ソフトバンク
松井裕樹楽天
内野手岡本和真巨人
高橋周平中日
外野手柳田悠岐ソフトバンク

コンディション不良によりプレミア12を外れていた菅野則本千賀の3投手はもう日本の先発3本柱として欠かせない布陣です。ここに左腕の先発候補として見据えた上でいざとなれば抑えにもまわせるということで松井投手を入れたいと思います。

これらのメンバーのうち菅野投手やプレミア12のメンバーだった山崎投手はメジャー挑戦を希望しています。果たして最終メンバーに残るのか?引き続き見ていきたいと思います。

続いて野手の予想ですが、内野手は右の大砲として岡本選手、左打ちでもう1枚に高橋選手を入れると見ます。外野手はベテラン柳田選手は外せないでしょう。

ここで悩ましいのが西武の森友哉捕手です。打力は申し分ないですが、捕手を守り重視で選ぶ場合に會澤甲斐捕手は外せないところです。捕手2人体制に固定しないで打者として選出するならば〇印の選手と入れ替わる可能性もあるかもしれません。

投手は約1週間で最大7試合を戦うことを考えると中3日で回しても先発4~5人は欲しいところです。また短期決戦ですので先発投手の出来次第ですぐにスイッチできるよう中継ぎ、抑えは豊富に揃える必要もあります。勝ち場面で山崎投手が連投するとしても中継ぎは3~4人は常時待機となるのではないでしょうか?

野手では、足のスペシャリスト周東選手を選出するかどうか迷いますが、ここ一番で点を取りたいときに代走として起用することも考えると外せないとみます。またDH起用とチャンスメイク、ここ一番での代打としても左右バランスよくベンチに残しておくならばこの布陣で十分と見ます。

スタメン予想

五輪での試合スタメンはまだ2020年シーズンの経過を見ないと読めない点も多くそのシーズンの開幕すら未確定の状況ですが、現時点で以下のように予想します。

打順ポジション氏名
1二塁手山田哲人
2遊撃手坂本勇人
3中堅手柳田悠岐
4右翼手鈴木誠也
5一塁手浅村栄斗
6左翼手丸佳浩
7DH岡本和真
8捕手會澤翼
9三塁手高橋周平

柳田選手、岡本選手、高橋選手が選出される前提で予想してみました。柳田選手は選出されれば3番中堅手、岡本選手はDHで起用しゴールデングラブを受賞した高橋選手を三塁起用としてみました。

左翼手は丸選手の代わりに近藤選手の可能性もあります。また5番浅村選手と6番丸選手の打順の入れ替えもありえます。岡本選手は一発のある7番打者として置いて見ましたが、コンディション次第では6番い上がることもあるでしょう。

右打者6人、左打者3人ですが、森捕手が入る場合、DH起用、岡本選手三塁といった起用もあるかもしれません。シーズンでの起用法やコンディションによって大きく変わる可能性もあるのではないでしょうか。

ここにきて東京五輪が1年延期となり、予想していない選手の活躍や現在予定の選手のコンディション次第ではさらにメンバー入れ替えはあるでしょう。

引き続き更新していきたいと思います。

まとめ

1年延期が決まった2021年の東京五輪(東京2020の大会名はそのまま)の野球日本代表戦の日程、大会方式、出場国とメンバー及びスタメン予想をしてみました。

  • 当初開催日程7月29日(水)から8月8日(土)は変更となるが、曜日を重視するならば2021年は7月28日(水)、8月7日(土)となる可能性も
  • 開幕戦は福島あずま球場、それ以外は横浜スタジアムで開催予定だったが、延期によって変更となるのか?
  • 6か国がABの2組に3か国ずつ分かれてオープニングラウンド2試合ずつの計6試合で各組1~3位の順位を決定
  • ノックアウトステージは敗者復活を採用、1敗までなら優勝、2敗までなら2位、3位の可能性もある
  • 予想メンバーは2019年11月に開催されたプレミア12のメンバーをベースに24人から21人に絞り込まれる
  • プレミア12以外のメンバーは菅野、則本、千賀、松井の4投手、柳田、岡本、高橋の3野手が新たに選出されると予想
  • 代表メンバー及びスタメンは2020シーズンや2021年のWBCの開催状況、五輪直前のコンディションにもよるので大きく変わる可能性もある

といったところで予想してみました。現時点では2020年のプロ野球の開幕すら見通せない状況なうえに2021年3月にはWBCの開催も予定されてます。流動的な要素が多々ありますので、今後の代表メンバーの変更も大いにあり得ます。

しかし現時点で予想した代表選手の顔触れを見るだけでもかなり頼もしいメンツとなりました。プレミア12で見せた侍ジャパンの底力を東京五輪でもいかんなく発揮して1984年ロス五輪以来の金メダルを期待したいですね!


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