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2024夏の甲子園優勝候補予想!組合せ日程、ベスト8は?第106回全国高校野球選手権大会

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2024年第106回全国高校野球選手権大会、夏の甲子園大会の3回戦までの組み合わせ日程が8月4日に決まりました。7月31日の愛媛県予選を最後に全49代表校が決定、今大会も全国の常連校、強豪校や初出場校が聖地に集い、熱戦を繰り広げます。

今大会の注目校の登場日程から優勝候補校、ベスト8の勝敗予想をしてみました。今大会のどんなドラマが見られるのか?熱い2週間を楽しみましょう!

第106回全国高校野球選手権大会の組み合わせ、日程と勝敗予想

第106回全国高校野球選手権大会の出場校は例年通り49校、8月7日に開幕、8月23日の決勝戦まで約2週間熱戦が繰り広げられます。

組合せは3回戦までのトーナメントが決定、準々決勝からは再抽選、ブロックは主に2回戦からのブロックと1回戦からのブロックごとの組み合わせの計8つとなり、それぞれ勝ち上がればベスト8となります。

それでは順延後の各ブロックの日程とベスト8勝敗予想を早速見てみましょう!(校名横の丸数字は出場回数)

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ブロックA

校名2回戦3回戦
熊本工業㉓熊本

第6日①

8月12日8:00

第10日①

8月16日8:00

広陵㉕広島
富山商業⑱富山

第6日②

8月12日10:35

東海大相模⑫神奈川

このブロックはいずれも2回戦からの登場となりますが、甲子園常連校4校が集中しました。いずれの高校も夏の甲子園10回以上の出場があります。

最大の注目校は今春の選抜に続いての春夏連続出場、好投手右腕エース高尾投手と只石捕手のバッテリーが柱の広陵高校、さらに198㎝左腕藤田投手を擁する東海大相模も優勝候補筆頭に挙げられています。

熊本工業、富山商業も甲子園の常連、決して侮れる相手ではありませんが、広陵、東海大相模の力が抜けていると思います。3回戦は広陵と東海大相模の対戦となる可能性が高いのではないでしょうか。

この両校の対戦の勝敗予想は非常に難しいですが、1点を争う好ゲームになるのではないでしょうか?予選での失点が少ない広陵がわずかに東海大相模を上回ると予想します。

ブロックB

校名2回戦3回戦
鳥取城北⑥鳥取

第6日③

8月12日13:10

第10日②

8月16日10:35

明徳義塾㉓高知
北陸⑤福井

第6日④

8月12日15:45

関東第一⑨東東京

このブロックは甲子園常連校である明徳義塾、春夏連続出場の関東第一が軸になるでしょう。北陸高校は昨夏に続いての出場、予選では福井商業、敦賀気比を倒し、好投手竹田投手を投打の軸に力もあるでしょう。

鳥取城北も昨春の選抜に出場、近年甲子園出場回数を重ねています。対戦相手の明徳義塾は予選でも高知商、高知を下しての出場、力は明徳義塾がやや上回るのではないでしょうか?

しかしこのブロックの大本命は関東一高でしょう。昨秋の都大会を制し神宮大会では大阪桐蔭も破っています。選抜は初戦敗退でしたが、東東京予選でも打線が活発でしたので底力はあるでしょう。

関東第一がこのブロックを勝ち抜けると予想します。

ブロックC

校名2回戦3回戦
長野日大②長野

第7日①

8月13日8:00

第10日③

8月16日13:10

青森山田⑫青森
石橋(初)栃木

第7日②

8月13日10:35

聖和学園(初宮城

このブロックは初出場校同士の対戦、石橋対聖和学園にも注目ですが、聖和学園は春季東北大会にも出場、決勝で仙台育英を破っての出場、石橋は公立の進学校ながら作新学院、国学院栃木を破ってます。

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両校ともに初出場ながら実力はあると見ますが、実力的には青森山田が抜けています。春夏連続出場のうえ、選抜では京都国際、広陵をくだしています。

昨秋の東北大会で優勝、今春の東北大会もベスト4と安定した力のある青森山田が勝ち上がってくると予想します。

ブロックD

校名1回戦2回戦3回戦
霞ヶ浦③茨城--

第7日③

8月13日13:10

第10日④

8月16日15:45

智辯和歌山㉗和歌山--
花巻東⑫岩手--

第7日④

8月13日15:45

有田工業③佐賀

第1日①

8月7日10:00

滋賀学園②滋賀

有田工業と滋賀学園が開幕カードとなりました。このブロックの軸は強豪智辯和歌山と花巻東の2校になるでしょう。

春季近畿大会準優勝の智辯和歌山、春季東北大会優勝の花巻東は実力も十分、この両校が勝ち上がってくると予想します。花巻東は昨夏はベスト8に進出するなど近年の勝負強さは目を見張るものがあります。

この両校の対戦は、花巻東が勝っても全く不思議ではありませんが、予選の失点も少ない智辯和歌山が花巻東をやや上回ると予想します。

ブロックE

校名1回戦2回戦3回戦
英明④香川

第1日②

8月7日16:00

第8日①

8月14日8:00

第11日①

8月17日8:00

健大高崎④群馬
岐阜城北④岐阜

第1日③

8月7日18:30

智辯学園㉒奈良
大阪桐蔭⑬大阪

第2日①

8月8日8:00

第8日②

8月14日10:35

興南⑭沖縄
明豊⑩大分

第2日②

8月8日10:35

小松大谷③石川

このブロックは、今大会最も激戦ブロックとなりました。今春の選抜優勝校健大高崎、甲子園春夏連覇の経験校大阪桐蔭、興南の2校に春季九州大会王者の明豊に強豪智辯学園も組み込まれました。

選抜優勝の健大高崎は春季関東大会こそベスト8で敗退しましたが、群馬県予選は桐生第一前橋育英、前橋商を下し堂々の春夏連続出場と実力は十分ありこのブロックの軸となりえました。しかしエース佐藤投手が故障によりメンバー外となる情報もあり、戦力ダウンは否めません。

もう一つの山の大阪桐蔭と興南は1回戦屈指の好カード、好投手の左腕エース田崎投手が大阪桐蔭打線を封じ込めることができるかが注目です。

大阪桐蔭も投手陣は豊富で、興南がこの投手陣から点を取るのは一苦労するでしょう。興南が大阪桐蔭打線を2~3失点以内に抑え込めれば興南にも十分勝機があるでしょう。

健大高崎は初戦を勝ち抜いてもおそらく初戦を突破するであろう智辯学園に苦戦するのではないでしょうか?大阪桐蔭も興南の次は明豊と小松大谷の勝者と楽な相手ではありません。

小松大谷も選抜ベスト4の星稜を決勝で完封勝ちするなど投手力は充実しています。健大高崎、大阪桐蔭が本命と見ますが、この両校以外の高校が勝ち抜いてくる可能性も十分あります。

特に明豊は春夏連続連続出場、選抜は健大高崎に敗退するも春季九州大会も制しました。明豊、興南がするする上がってくる可能性もありえます。

しかし最後は今春の選抜ベスト8、大阪大会を勝ち抜いてきた大阪桐蔭の地力がわずかに他校を上回るのではないでしょうか?。

ブロックF

校名1回戦2回戦3回戦
京都国際③京都

第2日③

8月8日17:00

第8日③

8月14日13:10

第11日②

8月17日10:35

札幌日大(初)南北海道
花咲徳栄⑧埼玉

第3日①

8月9日8:00

新潟産大付(初)新潟
金足農業⑦秋田

第3日②

8月9日10:35

第8日④

8月14日15:45

西日本短大付⑦福岡
南陽工業④山口

第3日③

8月9日17:00

菰野③三重

このブロックは春夏連続出場、春季近畿大会の王者京都国際が軸となるでしょう。エース左腕中崎投手はプロ注目、京都府予選の準々決勝以降を2桁得点の爆発的な打力で勝ち上がってきた打線も脅威です。

対抗は花咲徳栄で、春季関東大会はベスト8で敗退するも埼玉県予選は2度のタイブレークを制する勝負強さもありますが、失点が多いのも気になります。

また金足農業のエース右腕は同校ОBのオリックス吉田輝星(こうせい)投手の弟吉田大輝が注目、対する西日本短大付は福岡県予選58得点の打力が売り物、この両校の勝者が3回戦まで進むのではないかと思います。

しかしここは地力に勝る京都国際が2021年の夏ベスト4以来のベスト8に進出すると予想します。

ブロックG

校名1回戦2回戦3回戦
中京大中京㉙愛知

第4日①

8月10日8:00

第9日①

8月15日8:00

第11日③

8月17日13:10

宮崎商業⑥宮崎
木更津総合⑧千葉

第4日②

8月10日10:35

神村学園⑦鹿児島
聖カタリナ(初)愛媛

第4日③

8月10日13:10

第9日②

8月15日10:35

岡山学芸館③岡山
掛川西⑥静岡

第4日④

8月10日15:45

日本航空⑦山梨

このブロックは春夏連続出場、昨夏のベスト4の神村学園が軸になりそうです。神村学園は春季九州大会も準優勝、さらに今夏の鹿児島県予選も平均得点8点以上、5試合で3失点と圧倒的な強さで勝ち上がりました。

この神村学園の初戦が木更津総合で選抜ベスト4の中央学院を千葉県予選でコールド勝ちするなど実力は十分あり、まずは初戦がカギとなるでしょう。

さらに中京大中京が初戦の宮崎商に勝てば神村学園の2回戦は中京大中京が相手となります。中京大中京はエース左腕中井投手、2年生宮内投手ともに140㎞後半の好投手を擁します。

反対の山は日本航空に力がありそうですが、上の山4校から勝ち抜いたチームがベスト8に進むでしょう。神村学園、木更津総合、中京大中京いずれも勝ち上がる力がありと見ますが、総合力の上回る神村学園がわずかに抜けると予想します。

ブロックH

校名1回戦2回戦3回戦
鳴門渦潮⑧徳島

第5日①

8月11日8:00

第9日③

8月17日13:10

第11日④

8月17日15:45

早稲田実業㉚西東京
鶴岡東⑧山形

第5日②

8月11日10:35

聖光学院⑲福島
大社⑨島根

第5日③

8月11日13:10

第9日④

8月17日15:45

報徳学園⑯兵庫
創成館④長崎

第5日④

8月11日15:45

白樺学園④北北海道

このブロックは今朝丸、間木の両投手の活躍で選抜2年連続準優勝の報徳学園が本命でしょう。上の山が激戦となりそうな一方で、下の山は報徳学園の力が抜けているのではないでしょうか?

上の山は西東京予選を圧倒的な打力で勝ち上がった早稲田実業に鶴岡東、聖光学院の東北の私学2校と混戦が予想されます。聖光学院は一作年前の夏もベスト4と近年は上位に勝ち上がる総合力を備えています。

しかしいずれにしても報徳学園の地力が上回るように思います。報徳学園は打線がさほど強くなく得点力が課題となりそうですが、守り勝つ試合展開で安定した試合運びができるでしょう。

早稲田実、鶴岡東、聖光学院が勝ち抜く可能性も十分あり、報徳学園も勝ち抜くのはよういではありませんが、投手力の安定している報徳学園が勝ち上がると予想します。

まとめ

2024年夏の甲子園大会、第106回全国高校野球選手権大会の組み合わせ日程が決まりました。今大会も3回戦までのトーナメントが決定、それぞれのブロックを勝ち上がればベスト8に名乗りを上げます。

出場校49校をAからHの8つのブロックに分けて決勝戦までの日程と見どころ、ベスト8に進出する高校の勝敗予想をしてみました。

  • ブロックAは広陵
  • ブロックBは関東第一
  • ブロックCは青森山田
  • ブロックDは智辯和歌山
  • ブロックEは大阪桐蔭
  • ブロックFは京都国際
  • ブロックGは神村学園
  • ブロックHは報徳学園

以上の8校がベスト8に進出すると予想。スポーツ紙5紙の予想ではこのうち広陵、大阪桐蔭、報徳学園の3校がオールAの評価でした。いずれにしてもこの8校が今大会の優勝候補と言ってよいのではないでしょうか?

また智辯和歌山はA評価が3つ、京都国際、青森山田が2つと今回も無難な予想となってしまいました。各ブロックともに強豪校がひしめき、どこの高校が勝ち上がっても不思議ではありません。

勝敗予想が当たらないのは世の常ですが、今回の予想のうち半分当たるかどうかというのが正直なところです。一発勝負のトーナメント、波乱が起きるのも甲子園、高校野球の面白さです。

予想外の高校の活躍に期待したいですね!


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