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高校野球独自大会の優勝と結果一覧!交流試合出場校の戦績は?

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2020年第102回全校高校野球選手権大会が中止となり、各都道府県の高野連は独自の地方大会を開催することを決めました。あくまでも独自の地方大会ですので勝ち進んでも甲子園で試合をすることはできません。

しかし都道府県によっては独自大会の優勝校同士で地方大会を開催するところもあります。逆に学校の夏休みや球場の手配、選手の健康管理から優勝校を決めずに日程の途中で打ち切らざるを得ないところもあります。

そんな状況ではありますが、全国の独自大会の優勝校や結果を一覧にしたいと思います。さらに8月10日から甲子園で開催する交流試合に出場する高校の戦績も掲載していきます。

早速見ていきましょう!

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独自地区大会の優勝校と結果一覧

全ての都道府県で独自の地方大会が開催されています。すでに優勝校が決まったところ、日程の打ち切りが決まったところなど各都道府県の結果と甲子園で開催される交流試合の出場校の結果を掲載していきます。

北海道・東北地区

地区大会優勝校交流試合出場校結果
北北海道
クラーク国際白樺学園1回戦敗退
帯広農業1回戦敗退
南北海道札幌第一なし
青森青森山田なし
秋田ノースアジア大明桜なし
山形鶴岡東鶴岡東優勝
岩手一関学院なし
宮城仙台育英仙台育英優勝
福島聖光学院磐城ベスト8

南北北海道大会は10支部で予選を開催後の勝ち抜き16校が南北北海道独自大会を開催しています。白樺学園、帯広農業は地区大会を勝ち抜きましたが、北北海道大会の1回戦で敗退しました。

南北海道の交流試合出場校はありません。青森、秋田、岩手も交流試合出場校はありませんが、優勝校はそれぞれ青森山田、明桜、一関学院に決まりました。福島は21世紀枠で交流試合に出場予定の磐城高校は準々決勝で聖光学院に敗退しました。

優勝した聖光学院は、もし選手権大会が開催されていたならば14年連続の出場となったかもしれません。独自大会は地方予選とは異なるので一概に評価はできませんが、聖光学院の夏の強さは驚異的ですね。

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さて交流試合出場が決まっている仙台育英、鶴岡東は見事に独自大会も勝ち抜き優勝しました。ともに甲子園での交流試合は15日、16日ですので8月9日から開催される東北大会には無事出場できそうです。

なお東北大会は、9日に仙台育英対一関学院、鶴岡東対青森山田、10日にノースアジア大明桜対仙台育英と一関学院の勝者、聖光学院対鶴岡東と青森山田の勝者が予定されています。

東北大会の準決勝は仙台育英2-1名桜、聖光学院2-1鶴岡東といずれも接戦、8月12日に決勝戦が行われ聖光学院が昨秋の東北王者仙台育英を8-0の圧勝で下し優勝を決めました。

関東地区

地区大会優勝校交流試合出場校結果
茨城打ち切りなし
栃木打ち切りなし
群馬
桐生第一健大高崎準優勝
桐生第一優勝
山梨東海大甲府山梨学院準優勝
埼玉狭山ヶ丘花咲徳栄 
千葉木更津総合なし
東東京帝京なし
西東京東海大菅生国士館ベスト4
神奈川東海大相模東海大相模優勝

関東地区の各都道府県では独自大会が開催中です。交流試合の出場予定校は、群馬の2校、山梨、埼玉、神奈川、東東京の各1校の計6校ですが、西東京大会では国士館が準決勝で敗退しました。

国士館以外の交流試合出場校は勝ち残っており、群馬県の桐生第一、健大高崎の2校は決勝対決で桐生第一が優勝、健大高崎が準優勝を決めました。山梨は山梨学院が東海大甲府に決勝で敗退、準優勝に終わりました。

東海大相模も交流試合の甲子園から帰ってきての独自大会準々決勝から見事勝ち上がって優勝しました。

なお東京都は東西各大会の覇者である東東京の帝京高校と西東京の東海大菅生が8月10日に東京都ナンバー1をかけて戦い、東海大菅生が帝京を逆転勝ちで下しました。

中部地区

地区大会優勝校交流試合出場校結果
新潟中越なし
富山高岡第一なし
石川
日本航空石川日本航空石川優勝
星稜準優勝
福井敦賀気比なし
長野佐久長聖なし
静岡聖隷加藤学園1回戦敗退
愛知中京大中京中京大中京優勝
岐阜大垣日大県岐阜商辞退
三重いなべ総合なし

中部地区のうち、北信越の新潟、福井は優勝校が決まりました。石川県は交流試合出場校の星稜と日本航空石川の交流試合出場校同士の決勝戦となり、日本航空石川が昨秋県大会の決勝の雪辱を果たし優勝を決めています。星稜は県内無敗でしたが、最後の最後で涙を飲むことになりました。

東海地区は静岡の交流試合出場校加藤学園が1回戦で敗退してしまいました。岐阜県は大垣日大が優勝しましたが、交流試合出場校の県岐阜商は校内に新型コロナ感染者が発生したため2回戦で出場を辞退しました。交流試合は出場の予定です。愛知県は中京大中京が優勝を決めています。

関連記事:高校野球愛知独自大会の優勝候補と組み合わせは?中京大中京が頭一つ抜ける!

東海地区の岐阜県と三重県は優勝校同士で8月17日に三岐大会を開催する予定です。

近畿地区

地区大会優勝校交流試合出場校結果
滋賀近江なし- 
京都ブロック優勝8校なし
奈良
天理天理優勝 
智辯学園ベスト4
和歌山智辯和歌山智辯和歌山優勝 
大阪
履正社(準決勝まで)履正社ベスト2 
関大北陽(準決勝まで)大阪桐蔭ベスト4
兵庫開催中明石商5回戦 

京都府大会は、当初の予定通り8ブロックの優勝校が決定した時点で大会終了、龍谷大平安、乙訓、京都翔英、洛東、京都文教、京都共栄、北稜、北嵯峨の8校が優勝校となりました。

奈良県は交流試合出場の天理が優勝、智辯学園は準決勝敗退となりました。同じく和歌山県も交流試合出場の智辯和歌山が優勝しましたが、兵庫県は明石商業が5回戦でタイブレークの末、神戸第一高校に敗退しました。

関連記事:明石商業中森、来田両選手のプロフィールと経歴。2020選抜甲子園優勝候補の原動力!

大阪府大会は雨による影響で日程消化が順調に進まず、準決勝で打ち切り決勝戦は行わないことが決定しています。なお交流試合出場の履正社は準決勝を勝ち抜けベスト2、大阪桐蔭は準決勝で履正社に敗退、ベスト4で独自大会を終え、大阪のベスト2のもう1校は関大北陽となりました。

中国・四国地区

地区大会優勝校交流試合出場校結果
鳥取倉吉東鳥取城北準優勝
島根益田東平田ベスト8
岡山倉敷商倉敷商 
広島広島商広島新庄ベスト8
山口高川学園なし
香川尽誠学園尽誠学園優勝
徳島鳴門なし
愛媛松山聖稜なし
高知高知明徳義塾準優勝

中国地区の交流試合出場校は、鳥取城北が準優勝、21世紀枠の平田、広島新庄はベスト8で敗退しましたが、倉敷商業は準決勝進出を決めています。四国の交流試合出場校は尽誠学園は優勝を決めましたが、明徳義塾は決勝で高知高校に敗退、準優勝となりました。

広島県は広島新庄はベスト8で広陵高校に敗退しました。広島大会の決勝戦は広島の2強対決広島商対広陵になりましたが、広島商が見事優勝を飾りました。

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九州地区

地区大会優勝校交流試合出場校結果
福岡地区4校なし
長崎大崎創成館2回戦
佐賀龍谷なし
大分
津久見明豊ベスト8 
大分商2回戦
熊本地区3校なし
宮崎宮崎日大なし
鹿児島神村学園鹿児島城西ベスト8
沖縄八重山なし

福岡県大会は福岡地区、筑後地区、北九州市内、福岡中央地区の4地区で打ち切り、それぞれ福岡、西日本短大付、九州国際大付、飯塚が優勝を決めています。同様に熊本県大会も熊本市内、城北地区、城南地区の3地区で打ち切り、それぞれ文徳、有明、秀岳館が優勝しました。

交流試合出場の創成館は長崎大会2回戦で敗退、鹿児島城西は鹿児島大会準々決勝で敗退、大分商、明豊もそれぞれ大分県大会2回戦、準々決勝で敗退しました。九州地区は各県とも独自大会は終了しています。

まとめ

2020年第102回全国高校野球選手権大会は、各都道府県では3年生の区切りとなる大会として独自の地方大会が開催されています。8月10日からは第92回選抜大会に出場予定だった32校が甲子園で交流試合が行われます。

独自の地方大会は東北、九州は各県とも終了し、東北は各県の優勝校6校で地区大会を9日から開催します。また大阪は準決勝で打ち切り、京都、福岡、熊本は複数のブロック、地区で大会を開催し府県の優勝決定戦は行いません。

交流試合出場予定校のうち各都道府県で優勝を決めているのは、鶴岡東、仙台育英、天理、智辯和歌山ですが、関東地区を中心にまだ開催中の県では勝ち残っている高校もまだまだあります。

独自大会での優勝や交流試合出場校の試合結果を一覧にしてみました。10日から開催される交流試合ではどんな白熱した試合が繰り広げられるのか大いに期待したいですね!

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