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2019夏の高校野球甲子園大会、優勝予想すばり本命は?球場生観戦して感じたこと大会第10日版

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101回夏の甲子園第10日

さて第101回夏の高校野球甲子園大会も本日8月16日で3回戦の半分が終了し、ベスト8のうち4校が決まりました。

戦前の予想で優勝候補に挙げられていた東海大相模は、本日の第2試合で岐阜の中京学院大中京に8対4で敗戦しました。

以前の予想で打撃の復活次第では優勝もありえるとしていましたが、本塁打は出たものの初戦の近江戦に続き打撃の迫力に欠いたまま、投手陣が7回に打ち込まれ敗戦となりました。

それ以外の試合では、作新学院、明石商業、八戸学院光星が順当に勝ち進みました。この結果、明後日18日の準々決勝では、第1試合で明石商業対八戸学院光星、第2試合で中京学院大中京対作新学院の対戦が決まりました。

僕の予想で優勝候補に推していた明石商業と八戸学院光星が準々決勝で当たってしまうことになりました。この対戦で勝利した方が決勝まで進むのではないかと予想します。

本日の結果を踏まえ、101回夏の甲子園の優勝候補の本命を相変わらず勝手に予想します。

ずばり本命は?

3回戦の半分を終了した時点で、作新学院、明石商業、中京学院大中京、八戸学院光星がベスト8へ名乗りを挙げました。残りの3回戦は、履正社対高岡商業、星稜対智弁和歌山、敦賀気比対仙台育英、関東一対鶴岡東です。

以前にも推していた明石商業、八戸学院光星、智辯和歌山の3校は残っていますが、先にも述べたように明石商業と八戸学院光星が準々決勝で当たることになりました。

また智辯和歌山は優勝候補の星稜と3回戦で対戦します。上記3校を本命と推したものの先の明石商業と八戸学院光星、星稜と智辯和歌山の勝敗を予想するのは非常に困難です。

そこでこの2試合の勝敗のポイントを勝手に解説します。

3回戦星稜対智辯和歌山のポイント

星稜のカギを握るのは紛れもなくプロ注目ドラフト1位候補の奥川投手の出来です。2回戦ではピンチの場面で登板しましたが、短いイニングのみの投球で済んだので温存できたと言えそうです。

間違いなく3回戦智辯和歌山戦をにらんでの温存です。一方の智辯和歌山も2回戦ではエースナンバーの池田投手を終盤の短いイニングのみの登板にとどめています。

奥川投手が好調ならば、強力な智辯和歌山打線でも2~3点をとるのがやっとでしょう。星稜の打線も智辯和歌山ほどの迫力はありませんが、智辯和歌山が継投できた場合にはチャンスがありそうです。

しかし完投能力は未知数ですが、池田投手が先発完投できるならば星稜打線も苦労すると見ます。2~3点の勝負になるでしょう。

すなわちこの試合のポイントは、奥川投手の先発が前提として奥川投手が智辯和歌山打線を1~2点に抑えるかどうかにかかわります。智辯和歌山の池田投手が好調ならば智辯和歌山に勝機あり、継投ならば星稜に勝機ありとなるでしょう。

奥川、池田両投手が先発の場合、両投手の立ち上がりに得点するか、終盤に球威が落ちてきたときに得点するかが勝敗を決する展開になると思います。

智辯和歌山を本命に推しましたが、星稜の奥川投手次第では星稜が勝ち進むことも十分にあります。ただしこの場合、準々決勝以降の奥川投手の先発、継投を上手くやりくりしないと優勝までの道のりは険しいものとなります。

結論を言えば3回戦のこのカードの勝敗予想は全く分かりません。しかし智辯和歌山が勝った場合は決勝まで進む可能性が大きいのではないでしょうか?

準々決勝明石商業対八戸学院光星のポイント

両校の対決はすでに決定しています。明石商業はエース中森投手を本日温存できたので、間違いなく準々決勝で登板するでしょう。

一方で八戸学院光星は複数の投手を抱えますが、絶対的エースが不在という点で継投がカギをにぎります。

ここまでの攻撃力、得点力は圧倒的に八戸学院光星が上回っているように見えます。しかし中森投手のような好投手を前に攻撃力がどれくらい発揮できるのかは未知数です。

逆に明石商業は得点こそ少ないもののむらなく安打を重ねており、今日の試合にもあるように接戦に強さを発揮しています。

試合の結果は全てが中森投手の出来にかかっていると思います。中森投手が万全ならば明石商業、打ちあいの展開になると八戸学院光星に分があると見ます。

ここまでの展開通り3~4点勝負なら明石商業、7~8点勝負なら八戸学院光星と予想しますが、明石商業も打線は悪くないだけに予想は困難を極めます。

明石商業が勝ち進んだ場合も、星稜奥川投手と同様、準決勝以降の中森投手の出来が優勝できるか否かにかかってくると思います。

八戸学院光星が勝ち進んだ場合は、継投がカギを握ります。2回戦、3回戦と失点が多かったため投手陣の再建がないと打ち勝っていくのも厳しくなりそうです。

以上を踏まえますと2019年夏の高校野球甲子園大会の優勝候補をずばり予想するのは非常に困難ですが、この2試合を勝ち抜いたチームが優勝まで駆け上ると予想します。

そのうえで、外す覚悟で押すならば本命は明石商業、智辯和歌山とします。

本命以外の対抗馬は?

上記2試合を勝ち抜いた方が本命としましたが、ともにこの試合を戦い抜いた後の疲労度、消耗度もその後の戦いぶりに影響を与える可能性は十分にあります。

そうなりますと先の4校以外のチームにも十分チャンスがあります。その中でも履正社、作新学院が少し抜けていると思います。

履正社は本日の3回戦第1試合で高岡商業と対戦します。高岡商業もすでに2勝しており、昨年に続いての3回戦進出と安定した力を持っています。昨年も3回戦で同じ大阪の大阪桐蔭を苦しめており、今回も決して楽な戦いにはならないと思います。

ここを勝ち切らないと次はありませんが、高岡商業も同じ大阪勢に対する昨年の雪辱に燃えているはずです。こういった局面を乗り切れるかどうかも見ものです。

作新学院はベスト8が決まっており、準々決勝の中京学院大中京との対戦がカギを握ります。安定した不後投手に打線が活発な中京学院大中京も侮ることができないチームです。ここを難なく勝ち進むことができれば対抗馬として有力でしょう。

さらに3回戦仙台育英対敦賀気比の勝者も不気味です。ともに打線の爆発力をもっていますので、この3回戦を勝ち抜いた方が準々決勝を撃破する可能性もあります。

対抗馬の予想もかなり困難ですが、筆頭は履正社、作新学院と予想します。

ダークホースは関東一、仙台育英が不気味な存在ではないでしょうか。ともに3回戦の対戦相手である鶴岡東、敦賀気比の両校も3回戦を勝ち抜く力はありますが、この先勝ち進むという点では、関東一、仙台育英がダークホースになるのではないでしょうか。

まとめ

以前に推した明石商業、八戸学院光星は準々決勝で対戦が決定。智辯和歌山も優勝候補の星稜と3回戦で激突。この試合をともに勝ちぬいた方を2019夏の高校野球甲子園大会の優勝候補の本命としました。

対抗馬は3回戦次第ですが、履正社、作新学院、ダークホースは関東一、仙台育英と予想してみました。

まだ3回戦、準々決勝と続いていきます。優勝候補も絞り込まれてきましたが、正直まだまだわかりません。逆に予想外のことが起きるから高校野球が面白いともいえるでしょう。

2019夏の甲子園もいよいよ終盤にさしかかりました。最後まで目が離せない戦いが続きますが、最後に栄冠を勝ち取るのはどこの高校でしょうか?ワクワクするばかりです。

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