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高校野球の観戦にはいくらお金がかかる?チケット、飲食など必要な予算は?

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甲子園球場バックネット裏から

高校野球を観戦したい、けどいくらくらいお金がかかるのかよくわからないという方も多いのではないのでしょうか?特にお子さんだけで観戦に行くケースや家族で出かける場合、チケット代はいくらかかるのか?飲食物はいくらくらいなのか?によっておおよその予算も知ってきたいところです。

また地方大会と甲子園球場ではチケット代、飲食代、グッズや遠距離なら交通費までどんな支出が発生するのかまとめてみました。1日だけ観戦する人もいれば数日間観戦する人もだいたい1日3~4試合観戦するとどれくらいのお金がかかるかわかれば観戦計画も立てやすいと思います。

地方大会と甲子園球場ごとの支出とちょっとした節約術について見ていきましょう!

地方大会

地方大会は、基本的に大会序盤は球場が複数あり、どの試合を観たいのか、あるいは最寄りの球場で開催される試合を観たいのかでかかるお金も異なりますが、そんなに大きな支出にはなりません。準決勝、決勝となると試合数は2試合、1試合と限定され、球場も収容人数の大きい球場となります。

それでも同一県内の球場ならば交通費も限られますし、チケット料金も均一です。また飲食はたいてい1か所で商品も限定的ですのであまりお金を使うことはないでしょう。

チケット代

地方大会のチケット料金は各地方で多少の差はありますが、たいてい700円~1,000円以内です。これは1日あたりで1試合ごとではありません。さらに言うと複数球場でも同一日であれば出入り自由です。

例えば地方大会の序盤のように複数球場で試合がある場合は、一つの球場で1試合観戦した後に別の球場で観戦してもチケットさえ提示すれば問題なく入場できます。ただ1球場だけで2~3試合を観るのか、1試合観た後に別の球場まで移動するのかは対戦カードと移動時間にもよるでしょう。

応援したいチームのためにチケットを購入するのか、とにかく高校野球を観戦したいのかで変わりますが、1日700~1,000円をチケット代として見込んでおけば良いでしょう。

飲食物

冒頭にも触れましたが地方球場でも売店はあります。球場により売店の規模は異なりますし、そもそも売店自体が常駐ではありません。多く見られるのは、まずペットボトルの飲料は販売されます。

さらに食べ物ですが、これも球場によりおにぎり、フランクフルト、焼きそば、かき氷といった厨房設備のいらないものが販売されるのが一般的です。これらの価格は、ペットボトルは150円、おにぎりは150円前後、焼きそば、フランクフルトは500円前後です。

地方大会の特徴として1球場当たりの開催試合数も少ないので昼食程度のものしか販売されていません。そのため商品ラインアップは限定的ですが、ちょっと小腹を満たす程度ならば食費としては1,000円もあれば十分でしょう。

ただし多くの地方球場は飲食物の持ち込みは自由です。飲み物は持ち運びするのが苦痛でなければ冷凍ペットボトルのスポーツドリンクかお茶を2本ほど用意すれば十分です。

ペットボトル飲料も地方球場には自販機もありさほど法外な値段では販売していないものの、スーパーで買えばほぼ半額で仕入れられます。まして何日も行くのならばあらかじめスーパーで購入しておいて自宅で冷凍したものを持っていけば十分です。

地方大会の場合、甲子園の銀傘のような日陰になるところがない球場が大半ですので、冷凍したものでも1試合目の途中からはほどよく融けて飲みごろになります。逆に売店で飲み物を購入した時には、暑さのせいで売れ行きが良くまだ冷えていない状態のものを買うこともあります。

節約の意味も込めて常に冷えた飲み物を飲むためには自宅冷凍したものを2本程度持っていくことをお勧めします。購入するときの行列にも並ばなくても済みますから。

その他の支出

とにかく地方大会のその他の支出は、公共交通機関を利用することによる交通費か、自家用車で現地入りする際の高速代、ガソリン代、駐車場代が大きいと思います。

同一県内でも開催される球場によっては、電車なら特急を使うか、自家用車なら高速道路での移動や駐車場代によって予算も変わります。

地方大会では地方球場までのアクセスが非常に良くないケースが多いです。自家用車で行くほうが便利な方が多いです。

公共交通機関でも電車で近くまで行ってそこからバスとかあるいは球場までのシャトルバスを利用することになります。駐車場代は球場によっては無料ですが、近隣にない場合は民間のコインパークなどを利用することになるでしょう。

チケット代、飲食物以外にも地方ならではの支出が伴います。これは主に移動費用となりますが、地方大会の序盤からいろんな試合を観たいならばこの移動経費は仕方ないでしょう。自家用車か公共交通機関のどちらが有利か、駐車場代やその後の予定を勘案して決めることをお勧めします。

甲子園球場

甲子園球場で高校野球を観戦する場合、地方大会とは全く条件は異なります。詳細は以下に解説していきますが、運営費用が大きくかかっているのでどうしてもチケット代は地方大会に比べて割高になります。また飲食物は甲子園球場内には多くの店舗がありますが、プロ野球開催時と同様の価格設定のためこちらもやや割高感は否めません。

さらにグッズショップもあり多くの高校野球ファンがグッズを購入していきますし、交通費に関しては遠方から行くことになればその分どうしてもかさんでしまいます。それでも年に2回、日程にして春なら10日間、夏なら14日間と限られた日数での開催期間ですので必要最低限の出費に抑えつつもできる限り有意義な出費にしたいところです。

チケット代

まずチケット代はプロ野球に比べればかなり割安ではあります。アマチュアの大会ですので最低限の運営費用を賄う設定にはなっていますが、それでも何日間も観戦したり、家族での観戦となれば座席エリアによってはちょっとした金額になってしまうでしょう。

チケット代は複数人の企画席(ボックス席)を除き一人一日当たりでは中央特別指定席の4,200円を上限に外野指定席の大人700円、こども200円まで様々です。

ただしインターネットサイトでチケット購入した際には、受付手数料、発券手数料として税込330円程度が別途発生するケースがあります。

関連記事:夏の高校野球観戦用のチケット購入方法を紹介!通し券か単日券か複雑なチケット購入もこれで解決!

外野指定席を大人2名、子供2名の家族4人ならば1,800円で済みますし、中央特別指定席ならば18,000円前後と金額の幅はありますが、1日で3~4試合観戦であれば決して高くはない金額ではないでしょうか。

第100回大会より夏の大会は外野指定席が有料となってしまいましたが、それでも1人ワンコインで観戦できるお得感はあるかと思います。

飲食物

甲子園球場内にはいろんな飲食店があります。なかでも甲子園名物は、甲子園カレーと焼きそばです。甲子園カレーは700円~、焼きそばは750円~と球場の飲食物ですのでやや割高感はあります。

これら以外にもたこ焼き、麺類、寿司、どんぶりからケンタッキーフライドチキン、ピザーラといったチェーン店などいろんな店舗(甲子園球場ぐるめ)があります。店舗によって価格は様々ですが、朝から夕方まで観戦するとなると、食べ物だけで一人1,500円~2,000円くらいは出費することになると思います。

さらに夏は暑いので甲子園名物かち割り氷や飲み物が必要になります。それぞれ200円~の価格となっていますが、飲み物は1日にいくつかは購入することになりますのでこちらも意外と出費がかさんでしまうかもしれません。

ただし甲子園球場は持ち込みが自由ですので、スーパーやコンビニで購入して持ち込めば多少出費が抑えられます。一番重宝するのは冷凍ペットボトルです。1日中観戦するならば冷凍ペットボトルは球場では300円で販売されていますが、コンビニならば150円程度、さらにドラッグストアで購入して自宅で冷凍しておけば1本100円以下で購入できます。

夏場は飲み物は相当必要となります。1日3~4本は消費するでしょう。食べ物はせっかくですので甲子園名物を購入するとして飲み物はできるだけ支出を押さえたいところです。クーラーボックスに数本は入れて持ち込むことをお勧めします。

グッズ

甲子園球場では、春、夏の開催期間中は高校野球グッズ(甲子園球場グッズストア)を販売しています。大会タオル1,200円や出場校のキーホルダー600円など記念になるものも多数あります。購入はもちろん自由ですが、お土産に購入となれば多少の出費は見込んでおいたほうがよいでしょう。

交通費・宿泊費

遠方からの観戦となれば一番大きな出費は交通費、宿泊費です。当然こちらはそれぞれどれくらい遠方から訪れるかによって大きく変わりますのでいくらかかるかは一概には言えません。

飛行機や新幹線となれば相当な出費となりますが、大阪や神戸まで高速バスを利用するならば支出は押さえられます。なお甲子園球場への主要なアクセスはこちら

また宿泊も大阪や神戸ならばカプセルホテルも多数あります。支出をおさえるならば高速バス、カプセルホテルを利用することで可能ですが、移動に体力を使い肝心の球場で居眠りしないようにしたいところです。

まとめ

高校野球の観戦にかかるお金は地方大会と甲子園球場では相当大きな差が出ます。主にかかる費用は

  • チケット代
  • 飲食物、グッズ代
  • 交通費、宿泊費

があります。それぞれ予算に応じて出費をおさえつつ高校野球を楽しみたいところです。安く抑えられるところは抑え、使うところは使うことで思い出深い観戦としましょう!

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