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高校野球甲子園観戦の楽しみ方。快適に観戦するための3つの対策

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憧れの阪神甲子園球場

2018年夏に第100回の記念大会を迎えた全国高等学校野球選手権大会ですが、この全国大会が開催される球場が、ご存知「阪神甲子園球場」です。この甲子園球場では、夏以外に春の選抜高等学校野球大会が開催されます。

関連記事:高校野球甲子園大会の歴史や面白エピソード。これを知ったら観戦せずにはいられない!

ここ数年間は、スター選手の登場やテレビのバラエティ番組での紹介もあり、その中でも特に夏の大会は連日満員となっています。一方で夏の大会では、温暖化の影響もありかつてないほど猛暑日が記録される日が年々増えています。

そんな中、選手の体調管理、試合の運営の在り方も問題視されてきています。当然、選手以外のスタンドの応援団、保護者そして観客が観戦する際もこの猛暑対策を避けては通れません。

また高校野球人気の高まりによりチケットの確保も困難になっています。特に土日に開催される試合は、当日券を購入するために前日の試合終了後からチケット売り場に列ができ始めるほどです。

夏休み期間ですが、夏の甲子園開催期間は盆休みも挟みますので、平日仕事で観戦に来られない人たちがチケットをゲットしようと人気も高騰します。

折角の全国大会、しかも歴史ある甲子園での熱戦を楽しく観戦するための楽しみ方と3つの対策をここではお伝えしたいと思います。

猛暑対策のポイント

夏の甲子園は3回戦までは最大で1日4試合あります。8時開始の第1試合から第4試合終了の約18時ころまで観戦するとなると、滞在時間は10時間ほどになります。10時間以上も真夏の炎天下で日光を浴び続けるのは非常に危険です。

それでも甲子園が好きな観客はあれこれ猛暑対策をして1日中観戦する人も非常に多いです。折角苦労して獲得したチケットですので、できるだけ多くの試合を観たいというのは当然の考えです。

そこでここでは猛暑対策のポイントをお伝えしたいと思います。

大銀傘の下の座席をゲットせよ!

甲子園球場を見渡すとバックネット裏の上部席から内野の1、3塁側の1、3塁付近まで大きな屋根があるのを確認できます。これが大銀傘と呼ばれる甲子園特有の屋根です。この大銀傘の日陰になる席が確保できれば直射日光は避けられます。また降雨時も雨に濡れずに済みます。

ただし、エリアによっては1日中日陰になるところと一定の時間帯だけしか日陰にならないところがあります。夏の大会は当然日光も強く、一時的に直射日光を浴びないとしてもかなりの暑さになります。

最適なのは、バックネット裏エリアの中央特別指定席か1塁・3塁特別自由席を確保して、スタンド上部のエリアを確保することです。なお中央特別指定席は、大銀傘下のエリアは当然人気も高く、前売りでしか購入できない上に各プレイガイドでのweb販売でしか指定できません。

このため競争率は非常に高く狙ったエリアを確保するのは至難の業です。そこでオススメなのは1・3塁特別自由席をゲットする方法です。この方法ですと開門時間までに並べばかなりの高確率で日陰エリアを確保できます。

ただし近年の人気ぶりで開門前にならぶ列は増えており、多くの人がこの日陰エリアを狙って並びます。開門されると上部エリアから埋まっていきます。通常8時開始の場合は7時開門となりますが、6時ころまでには並んでいないと厳しいでしょう。

並んでいる時間は、新聞や雑誌、スマホなどで時間をつぶす人も多くいます。開門してからも1時間ほど試合開始まで待ちますが、座席で仮眠したり、飲食店も開店していますので飲食して時間をつぶすことも可能です。

また対戦チームの練習も始まるので割と退屈しのぎにはなります。球場に入ると記念号外号の新聞も無料配布されていますのでこちらでも時間をつぶすことはできます。

1日を快適に過ごすことを考えたらこの開始までの2時間ほどを耐えるのも仕方ないかと思います。また通路側の端っこの座席も確保しやすいです。座席を離れるたびに横に座っている観客の前を通って行くのが嫌いな方は通路側の座席も確保しやすいです。

なお中央特別指定席で日陰エリアをゲットできれば何時に行ってもよいので並ぶことはありません。しかし通路側の席が確保できるかはわかりません。

なお日陰エリアは日向エリアに比べて全然暑さが違います。もちろん気温が高いので暑いことは暑いですが、快適な観戦をするならまずは日陰席をゲットすることに全力を注ぎましょう。

観戦に必要なアイテムを準備せよ!

さて運よく日陰席をゲットできれば、暑さ対策のほとんどがクリアできたといっても過言ではありません。しかし、これだけでは暑さをしのげません。ここでは観戦に必要なアイテムを紹介します。

関連記事:高校野球観戦の服装と必需品をおさえよう!8つのポイントで夏の暑さ対策もばっちり!

うちわ

夏の観戦に欠かせないうちわ

テレビで観戦していても、うちわでぱたぱた仰ぐシーンは良く見ることと思います。このうちわは暑さを和らげるために必須です。ただし甲子園球場の入場口で係員が配布していますのでこの時にゲットできます。基本的には一人1日1枚までですのでなくさないようにしましょう。

またこのうちわは朝日新聞社が作製しているものですが、何通りかのデザインがあります。記念にもなりますので、観戦終了後も保管しておいてもよいでしょう。

クーラーボックス

クーラーボックスといっても釣りに使うようなものではなく、小型で折りたたむことができるもので十分です。甲子園は、瓶、缶以外の飲み物は持ち込みも可能です。そこで絶対オススメなのが冷凍ペットボトルです。

甲子園球場内でも冷凍ペットボトルは販売されていますが、1本300円と通常の倍近い価格となっております。1日観戦するとなると1試合で500mのペットボトル1本以上消費します。最低でも4本はあると安心でしょう。

また最初のうちは冷凍が溶けにくいので、冷凍でない同じ種類の飲料を持ち込んで冷凍ペットボトルを融かしながら飲めるので便利です。

なお甲子園球場付近のコンビニでは、この冷凍ペットボトルは売り切れていることも多々あります。自宅から来られるならばあらかじめ冷凍しておいた方がよいです。ちなみに梅田駅周辺のコンビニで朝購入しようとしても結構売り切れていることも多いです。

日焼け止め、長そでシャツ、タオル

これは日陰エリアがゲットできない場合です。直射日光は半端ではありません。直射日光を浴び続けると確実にやけどします。日焼け止めか長袖シャツは必需品です。長そでシャツでは暑いという方やショートパンツで観戦する場合は、タオルで素肌を覆うということもオススメです。

タオルは複数枚そろえておきましょう。汗をふいたり、手を洗う時用に常に首にかけておくこともお薦めです。日陰でしたら首筋を日光から守ることにもなります。

また自由席の場合、座席を確保していることをアピールするためバッグやクーラーボックスが置いてあれば一目瞭然ですが、タオルをかけておく人もいます。空席と思われないためにもタオルは役に立ちます。

サングラス、帽子

日陰でないときは、目を紫外線から守るためのサングラスと頭を直射日光から守るための帽子も必須です。僕の場合は帽子を忘れて頭からタオルをかけていましたが、甲子園の観戦風景としてタオルを頭からかけている人も良く見かけます。

暑さ対策ではないですが、上記以外に首からぶらさげるチケットホルダーもあると便利です。飲食物を購入して観客席に戻る際には、ゲートで係員にチケットを提示しなければならないので、両手がふさがっているときには役立ちますし、紛失のリスクも減ります。

以上、暑さ対策を万全にしておけば、1日中楽しく観戦できます。また観客席から飲食店舗やトイレがある球場内通路に行けばクーラーも効いています。試合と試合の合間はかなり込みますが、折を見てこちらに避難することも体力温存のために心がけましょう。

チケット確保のためのポイント

夏の大会はとにかく大人気です。チケット確保も容易ではありません。ここではチケット確保のためのポイントを紹介します。

まずチケットの種類ですが、大きく分けて

  • 前売券
  • 当日券

の2種類です。この2種類というのは、前売券はweb販売、通し席なら所定の店舗販売でも購入できますが、当日券は甲子園の入場券窓口でしか購入できません。準決勝、決勝は当日券もweb販売で購入できますが、基本的には当日券の購入=窓口に並ばないと買えないということになります。

一口に当日券のために並ぶといっても、土日のカードや平日でも好カードや人気校、人気選手が出場する試合では、前日の午後から並び始める人もいます。いくら観たいといっても暑い中20時間近く並ぶのはなかなかしんどいものがあります。

もちろん20時間並べば確実にチケットは入手できます。微妙なのは前日の夜中、阪神電鉄の終電に甲子園球場に着いて並ぶくらいなら何とか入手できますが、この時点でかなりの長蛇の列になることもあります。

最近では、僕自身も経験しましたが、2017年8月11日大会第4日目は祝日ということもあり、午前2時に球場に着いた時点で、かなりの長蛇の列で当日券が手に入るかどうか不明な状態でした。

ちなみにその日のカードは、第1試合中京大中京(愛知)対広陵(広島)、第2試合横浜(神奈川)対秀岳館(熊本)、第3試合智辯和歌山(和歌山)対興南(沖縄)、第4試合大阪桐蔭(大阪)対米子松陰(鳥取)というカード。

第1試合は伝統校対決に加え、愛知、広島と比較的甲子園に近いエリア、かつ後に本塁打記録を塗り替える中村奨成選手が出場。第2試合は名門横浜高校と3季連続でベスト4、高校野球ファンにお馴染みの鍛治舎巧氏が監督として率いる秀岳館との対決。

第3試合は名将高嶋監督率いる甲子園の常連智弁和歌山と春夏連覇も経験している沖縄の興南高校の対決。そして第4試合はスター軍団、その年の選抜も制している地元大阪の大阪桐蔭が出場。しかもこのカードは1回戦で、近年でも土日でかつ話題校がここまで集中する日はなかったと思います。

近畿圏の強豪校が出場すると比較的観客は増えますが、広島、愛知という野球に熱心な県から、沖縄、熊本といった話題校に加え、横浜高校、大阪桐蔭が1日で観られるとなれば高校野球ファンならば是が非でも観戦したいとなります。

ちなみにこの日の出場校のうち春夏連覇経験校が、中京大中京、横浜、興南、大阪桐蔭と4校に加え、春優勝3回の広陵、春夏優勝3回の智弁和歌山と優勝経験校が8校中6校出場というのもかなりレアであったと思います。

本題から少しそれてしまいましたが、その時のチケットの入手状況は、実際は夜中の2時から並んで朝6時くらいに何とか特別にチケットを入手できたので観戦できました。ですが、遠方から行って中に入れないという事態は何とか避けたいものです。

そこでできるだけ当日券に依存しないで前売券をゲットするためのコツについてお伝えしたいと思います。

web販売でゲットする

web販売でゲットするといったものの、僕自身発売日当日に会社にいながらweb画面に張り付くのはかなりの困難です。実際、上司公認(正式には黙認)でwebにつなぎに行きましたが、もうつながった時には売り切れてました。

web販売で前売券を押さえるには、運不運もありますが、特に土日のカードはかなり困難です。ましてweb販売しているプレイガイドにはアクセスが集中するため、ようやくアクセスできたらすでに売り切れという状態になります。

家族や友人に依頼してwebにアクセスしてもらうのも一つの手ですが、なかなか頼みづらいうえにどこまで真剣に取り組んでもらえるかわかりません。それよりも有効な手段は、今ではどこのコンビニにでも設置してあるチケット予約用の機器で申し込みをすることです。

コンビニのチケット予約用の機器は、アクセスしづらいこともありますが、他に並んでいる人がいなければかなりの高確率でゲットできる可能性があります。

またもう一つは各プレイガイドのプレミアム会員になってから予約することです。プレミアム会員は、優先販売や当選確率が高いこと、アクセス混雑時につながりやすいなどいろいろメリットがあります。

有料のものや年間の購入実績に応じてプレミアム会員の資格がそれぞれありますが、当日券を並ぶ苦労に比べればそのメリットは大きいかもしれませんね。

店舗販売に並ぶ

基本的に前売券はweb販売でしか購入できませんが、通し席については中央特別指定席以外は店舗販売しています。購入個所は限定的で、朝日新聞や阪神電鉄系の特定の購入窓口でしか購入できません。しかも通し席ですので基本全試合観戦する人しか購入しません。

ですので最寄りの店舗(全国数か所)で購入開始日に並べば通し席が購入できます。ただ平日の朝10時からの発売ですのでかなりの制約があると思いますが、そこそこの確率でゲットできます。

現時点では、大阪、兵庫、京都、愛知、東京、福岡、札幌に店舗販売がありますので、こちらで購入するのも手ですね。ただ通し席の場合、行けない日のチケットを無駄にしないための工夫も必要です。

関連記事:夏の高校野球観戦用のチケット購入方法を紹介!通し券か単日券か複雑なチケット購入もこれで解決!

春の選抜大会の観戦のポイント

選抜高校野球開会式

さて、ここまで夏の大会を前提にお話ししてきました。しかし春の選抜大会も甲子園を堪能するには十分なほど多くの魅力があります。夏の大会ほど、気候も過酷ではありませんし、チケットの入手も困難ではありません。

しかし春、特に3月下旬ですので観戦スタイルはそれなりに配慮しつつ、ポイントを押さえれば快適な高校野球観戦ができます。以下に案内しましょう。

観戦スタイル

「春は選抜から」と言われることもあるように、長い高校野球の歴史では、選抜高校野球が始まると春が訪れると言われます。世間の学生は春休みですし、選抜が終わればいよいよ新学期という点でもそうなのでしょう。

季節感としても選抜の時期は3月下旬から4月頭くらいですので、晴天ならばぼかぼか陽気、雨ならばまだまだ肌寒く、風もまだ肌寒い時期です。

ですので観戦スタイルは、必ず上着を持っていくことが大事です。先にも述べましたが、夏は銀傘の日陰でないと日光がきついのですが、春は真逆になります。基本、晴天ならば日光が刺す方が居心地もよいですし、日によっては半そででもよいかというくらいの陽気もあります。

チケット入手

選抜大会は夏の大会に比べればチケット入手はかなりし易いです。季節的な要素もあるでしょうし、出場校も夏に比べ少ない点と、なにより夏のような最後の大会ではないことも影響しているでしょう。

しかし考えようによっては、席のエリアを指定しやすいという点と、何より夏との大きな違いは中央特別自由席がある点です。夏の大会は中央特別指定席は前売券でしか購入できませんでしたが、選抜は当日券でも購入できます。

裏を返せば夏ほど人気がないということにはなりますが、チケット入手はしやすい分日光があたる席をゲットできる点がオススメです。ただし雨が降ると銀傘の下の方が良いですが、こればかりは祈るしかありません。

夏とは全く違いますが、ぽかぽか陽気に日なんかはほんとに居心地もよいですし、外野席も晴天ならば一日心地よく過ごせるのが夏との大きな違いです。

関連記事:夏の高校野球観戦用のチケット購入方法を紹介!通し券か単日券か複雑なチケット購入もこれで解決!

まとめ

野球といえば、外せないのが高校野球です。まして甲子園の全国大会はメディアの取り上げ方も大きく、一度は現地で観戦したいものです。その際に観戦の楽しみ方の対策のポイントとして

  • 猛暑対策のポイント
  • チケット確保のためのポイント
  • 選抜大会の観戦のポイント

について紹介してきました。

猛暑対策は、可能な限り銀傘の下のチケットをゲットしつつ、必要最低限のアイテムを用意することで対応できます。

チケット確保のためのポイントは、前日券をwebなり店舗なり確保することに全力を注ぎましょう。これができないと当日の大行列を避けることができます。

選抜大会のポイントは、夏の大会に比べてチケットがゲットしやすい分、1日長く観戦できるために日向の席をいかにゲットするかです。悩ましいのは雨の時は真逆、すなわち雨に濡れない分日陰だとちょっと寒く感じるところです。

以上、甲子園観戦のポイントについてご案内しました。夏の大会は予想以上に暑いですから事前の準備は必要ですし、春の大会も寒さ対策さえ抑えておけば楽しく観戦できるでしょう。

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