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高校野球観戦の服装と必需品をおさえよう!8つのポイントで夏の暑さ対策もばっちり!

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観戦の必需品「甲子園タオル」

高校野球の観戦といえば、夏の甲子園を真っ先に思い浮かぶ方が多いのではないでしょうか?さらにその甲子園への切符を勝ち取るための地方大会も多くの高校野球ファンが観戦に訪れます。

いわば高校野球の観戦は夏の大会がメインといえます。灼熱の炎天下での観戦となると気を付けるべき点は多くあります。熱中症対策はもとより強い日差しによる日焼けを防ぐことやこまめな水分補給などを怠ると取り返しのつかないことになります。

せっかく楽しみにしていた高校野球の観戦で体調不良を起こしては台無しです。炎天下での観戦を楽しく過ごすためにも気を付けるべき暑さ対策と少しでも快適な観戦をするためのポイント、服装や必需品について紹介します!

服装で気を付けるポイント

まずどんな格好で観戦するのか?というのは非常に重要なポイントとなります。夏の観戦で気を付けなければいけないのは、高温と日差しです。風通しの良い服装と同時に日差しから肌を守ることも考慮する必要があります。

とは言っても真夏のスタイルならば半そで、タンクトップに下は短パンというスタイルが一般的ですし、観戦スタイルとしても問題はないでしょう。

風通しの良い服装の方が観戦にも向いてますが、重要なのはいかに直射日光を避けるかということです。こういった点をふまえて気を付けるべき暑さ対策を以下に挙げます。

帽子を被ろう!

直射日光を頭皮に浴び続けることは非常に危険です。ただでさえ黒髪で日光を吸収しやすいので、頭皮に日光を浴び続ければ日射病や頭痛を誘発します。また頭皮にもダメージを与え、フケやかゆみ、頭髪の乾燥を引き起こすことになります。特に女性は注意です。

被る帽子は、メッシュ素材の野球帽か麦藁帽がお勧めです。庇があるので目への直射日光も防げますし、何よりメッシュ素材なので風通しも良く頭皮も蒸れにくいです。

高校野球部の父母会なら自校の野球部の帽子がありますが、そうでない人はプロ野球やメジャーリーグの帽子でもアパレルメーカーが販売している帽子でも何でも良いです。中にはどうやって入手したかわかりませんが、甲子園の常連校の野球帽を被っている人もいます。

特に屋外で長い時間観戦するならば、真夏に限らず帽子を被ることをお勧めします。

サングラスをかけよう!

サングラスってガラの悪い人がかけるイメージがまだ根強いかと思いますし、だいたいガラの悪い人が登場するポスターや漫画なんかではサングラスは定番です。が、夏の高校野球の観戦においてはむしろかけるべきです。

高校野球の観戦は、1試合だけなら2時間程度ですが、数試合となれば長時間紫外線を浴びることになります。この紫外線は目にとっては大敵で目が充血したり、目の病気を引き起こすことになります。

ただし色の濃いサングラスの場合は紫外線カット機能のあるレンズがお勧めです。色の濃いサングラスをかけるとかえって瞳孔が開いた状態で紫外線を取り込んでしまうからです。

裏を返せば色の濃いサングラスが必ずしもより紫外線をカットするというわけではないようです。あくまでも紫外線を直接目に取り込むことがないようにサングラスを着用することを心がけましょう!

襟付きのポロシャツを着用しよう!

真夏となるとどうしてもTシャツ、タンクトップを着たくなります。観戦時でも問題はないですが、ここでお勧めなのはポロシャツです。なぜポロシャツなのかといいますと、襟がついていることとボタンにより開襟できることが特徴にあります。

襟付きでありますが、大切なのは襟を立てることです。これは首筋への直射日光を避けることができるからです。実際はタオルで首を覆えばそれでも良いですが、襟を立てるだけで日焼け対策ができるのでお手軽とも言えます。

また胸元はボタン式になっていますので、全開にすれば風通しも良くなります。ボタンのないタイプもありますが、夏であればボタンを閉めなくても支障はないのでどちらでも良いでしょう。風通しが良いことが重要です。

スニーカーを履こう!

真夏のスタイルではサンダルを履く人も多いと思いますが、高校野球の観戦ではサンダルはあまりお勧めできません。サンダルってそもそも長い時間歩くのには向いていません。

足の親指と人差し指の間の鼻緒は長時間では足指の股も擦り切れますし、靴底が平たいので足への負担も相当あります。当然、裸足で履くので日焼け対策という点でもよろしくありません。

特に地方球場であれば、公共交通機関で行くにしろ、自家用車で行くにしろ歩く機会は多いです。球場内でもスタンド席を移動したり、階段を上り下りするにはやはりスニーカーの方が足への負担は断然少ないです。スニーカーであれば足を覆いますので日焼け防止という点でもサンダルよりも優れています。

関連記事:高校野球観戦が初心者の方は必見!今すぐ球場へ行こう!(地方大会編)

また甲子園での観戦となると人混みもあります、他人に足を踏まれることもありえます。万一足を踏まれてその後の観戦に支障があっては元も子もありません。

とにかく長時間観戦するならば、意外と移動する機会も多いのでスニーカーの方が足への負担が少ない分無駄な体力を使わずに済みます。まあ走る場面は少ないとは思いますが、いざというときに身動きがとりやすい点も優れています。涼しそうだからといってサンダルを履くのではなくスニーカーの方が観戦にお勧めです。

観戦する際の必需品とは?

夏の観戦であれば、エアコンも効いていない屋外球場で暑さ対策のためにどういう準備が必要かという点が最優先となります。観戦するにあたり必需品となるものをここでは紹介したいと思います。

関連記事:高校野球甲子園観戦の楽しみ方。快適に観戦するための3つの対策

タオルは最低2~3枚用意しよう!

タオルを用意する目的は、汗拭き、手洗い、体を覆うなどあります。普通に考えても、夏の観戦ではじっとしているだけで汗は出ます。快適に観戦するためにも汗はこまめに拭いたほうが勿論良いです。また常に首からタオルをかけておけばお手洗いに行っても手を洗う際にさっと手を拭けます。

それ以外でもタオルが活躍する場面は多くあります。例えば日差しが強い時には、上述したように帽子がない、半そでの時には頭からタオルをかけたり、首にかけることで日焼けを防ぐことができます。また短パンの時には露出した肌にタオルをかけるだけで日焼けを防げます。

とにかく夏の日差しを避けるために長袖、長ズボンでは暑すぎるので、半そで、短パンでもタオル1枚あれば体を覆うことで日差しを避けることができます。

もう一つ、タオルの直接的な機能とは別ですが、自由席では座席をキープするときにタオルを座席にかけておくことがあります。こうすることで座席を離れる際にも「まだこの座席は空席ではないです」というアピールにもなります。

地方大会ではよほどないですが、甲子園の自由席では特に夏の大会は座席を外して通路裏の空調が効いたエリアで休憩することも重要ですので、座席をキープするためにもタオルは使えます。

また雨が降ったときにも雨除けや座席を拭く際にもタオルがあると重宝します。地方大会で1~2試合の観戦ならば良いですが、甲子園で1日4試合観戦するならば、いろんな状況に備えタオルは少なくとも2~3枚は持っていくことをお勧めします。

うちわがないとつらい...

暑さをしのぐのにうちわは必需品です。なにせエアコンがないわけですからうちわでもないとかなりきついです。ただし甲子園球場では一人一枚限りでうちわを配布しています。これは主催者側の熱中症対策への配慮から行われているのですが、無料で配布されいる分なくすこともまあまああります。

しかし地方大会では必ずしも配布されているとは限りません。となると自分で用意しておくしかありません。とにかくじっとしているだけでも汗が噴き出してきます。うちわでは根本的に涼しくなるわけではありませんが、あるとないとでは全く違います。

うちわであおぐだけでもかなり涼しく感じます。なくした場合にも備えうちわも2枚くらいあると安心です。先にも述べましたが、甲子園では無料配布されています。しかも甲子園ならではのデザインとなっており、デザインも数パターンありますので記念にもなります。

ですのでうちわをもっていかなくともうちわをゲットすることはできます。ただし球場に入ってからなくした場合、球場入り口の係員に「すみません、うちわもらっていいですか?」といっても係員によっては「一人一枚なのですみません」と断られることもあります。

最低限、最初からうちわを持参していき、球場入場の際に係員からうちわをもらっておくことをお勧めします。

クーラーボックスと冷凍ペットボトルは持っていこう!

地方球場なら1~2試合の観戦なのでクーラーボックスをわざわざ持っていくほどではないかと思います。飲み物もそんなに高い値段で売ってないので、その都度購入すればよいでしょう。

しかし甲子園での観戦となれば話は別です。前提としては1日4試合、ないし3試合観戦するのであれば相当喉が渇きます。甲子園では冷凍ペットボトルも販売してますが、少し高いです(500mlで300円)。まあ冷凍ペットボトルでもすぐに自然解凍されるのでほどよい冷たさで飲めるようになりますが、1試合1本は消費します。

甲子園での観戦となれば、冷凍ペットボトルを3~4本、クーラーボックスにいれて持ち込むことをお勧めします。意外にも甲子園球場への持ち込みは制限がなくクーラーボックスを持ってても特に注意されません。周りを見渡してもクーラーボックスを持ち込んでいる人は結構います。

クーラーボックスはそんなに大きいものではなくても良いです。ペットボトルが数本入れば十分です。肝心なのは冷凍ペットボトルを用意することなのですが、実際甲子園球場界隈のコンビニや梅田駅当たりのコンビニでは、当日の朝だと冷凍ペットボトルがまず売り切れています。

地方大会でも観客が増える準々決勝あたりからだと売り切れているケースはあります。いざとなれば球場内で購入すればよいのですが、1日数本飲むとなればコンビニで調達するか、もっと安く売っているものを自宅で冷凍して持っていくことも経済的かと思います。

まして何日間も見に行くのであればこのあたりのコストは下げたいところですね。冷凍ペットボトルがあれば首筋にあてたりして涼むこともできます。球場での購入ももちろんできますが、経済的にするのであればクーラーボックスを持ち込んで飲み物を常備しておくことは十分検討の余地があるのではないでしょうか?

また最近では15度前後のペットボトルを手のひらで転がすことで体温の上昇が抑えられるという実験も紹介されました。冷凍ペットボトルが少しぬるくなってきたら手のひらでころがすことで熱中症を防ぎましょう。

日焼け止め、日焼けアフターケアも忘れない!

服装やタオルなどで日焼けを防ごうとしても完全には防ぎきれないこともあります。顔、首筋、腕、脚は想像以上に日焼けします。

また1~2時間なら大丈夫、曇りだから問題ないと思っていても紫外線はきっちり浴びることになります。地方大会なんかでは「ちょっと気軽に」球場に行ってみたりするとつい日焼け対策を怠ってしまいますが、こんな時こそ日焼けしてしまい後で後悔することになります。

日焼けは低温やけどですので、皮膚は赤くなりかゆみや乾燥して皮膚を傷めます。長期間日焼けを繰り返していると年取ってからシミになたり、最悪の場合は皮膚がんになるケースもあるようです。

日焼け止めやアフターケア商品は数百円で購入できますので、ぜひ対策をとりましょう!

まとめ

ここまで地方大会、甲子園と高校野球の観戦にお勧めな服装と必需品を紹介してきました。とにかく暑い夏の炎天下で少しでも安全かつ快適に観戦するためには服装(スタイル)と必需品を抑えることが重要です。

  • 服装

暑さを軽減することが重要だが、いかに直射日光を避けるかがポイント。一見軽装で涼しげな格好よりも最低限抑えておくべき服装のスタイルとして、帽子、サングラス、スニーカーは押さえておくべきです。

  • 必需品

快適な観戦をするために、最低でもタオル数枚、うちわ、クーラーボックスと冷凍ペットボトル、日焼けケアはあったほうが断然良いです。

高校野球観戦を少しでも楽しむ、快適に過ごすならば最低限の準備をしておけば夏の暑さも苦にならないでしょう。選手も大変ですが、夏の暑さこそ高校野球の醍醐味ですので暑さ対策を万全に期して高校野球を楽しみましょう!

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