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鹿児島城西八方悠介投手の身長、体重、経歴は?プロ出身監督の指導で2020選抜で旋風なるか?

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エース

2020年の第92回選抜高校野球大会に春夏通じて初となる鹿児島城西高校が選抜されました。同校は、元プロ野球選手の佐々木誠さんが監督を務め、独特の指導法で2018年1月に就任してわずか2年での甲子園出場お果たします。

そんな鹿児島城西高校の甲子園初切符の立役者が投手の八方悠介(やかたゆうすけ)投手です。最速146㎞の右腕は昨秋の鹿児島県大会、九州大会で先発、リリーフとフル回転でベスト4進出に貢献、今回の選抜大会でも注目間違いなしの好投手です。

八方投手の身長、体重や経歴は?昨秋の戦績は?さらにさらに佐々木監督の指導法とは?気になる情報をまとめました。早速見ていきましょう!

八方悠介(やかたゆうすけ)投手ってどんな投手?

早速、八方投手の身長、体重や経歴などを見ていきましょう。

名前八方 悠介(やかた ゆうすけ)
投打右投げ右打ち
ポジション投手
出身地佐賀県
生年月日

2002年10月3日

身長180cm
体重74Kg
経歴長松ホークス(唐津市立長松小学校)
糸島ボーイズ(唐津市立第一中学校)
鹿児島城西高校

八方投手は、長松小2年から軟式野球チームの長松ホークスで野球を始め、中学からは硬式の糸島ボーイズで2年時に野手として全国大会出場、3年時には投手として九州大会優勝を経験します。

高校進学は、佐々木監督が「3年後にプロに行かせる」と勧誘し、同じ九州の鹿児島城西に進学します。1年の夏からベンチ入りし、県大会でも登板します。1学年上には楽天育成ドラフト2位でプロ入りした小峯投手もおり、成長する環境にも恵まれます。

2年夏には同級生の143㎞右腕の前野投手と先発2本柱のを務め県予選にシード校として出場しますが、4回戦で鹿児島玉龍高校に敗戦、6回途中から前野投手の救援としてマウンドに上がるも5失点で7回コールド負けを喫します。

最上級生となった昨秋の鹿児島県大会では、準優勝、県2位で九州大会に出場します。1回戦の佐賀学園戦で先発し7回無失点のコールド勝ち、城北高校との準々決勝は前野投手を6回から救援、4回を3安打無失点で抑えベスト4進出、選抜への出場を当確としました。

準決勝では、こちらも九州の注目右腕川瀬堅斗投手率いる大分商業と対戦しますが3-6で敗戦、八方投手も先発するものの4回4失点と敗戦投手の屈辱を味わうことになりました。

関連記事:2020選抜の注目選手、ドラフト候補大分商業川瀬堅斗投手のプロフィール、経歴は?

八方投手は川瀬投手を「マウンドでの迫力がすごくて気持ちも強い」とたたえるも負けたくないとライバル意識をむき出しにしています。八方投手はプロ志望、持ち球はカーブ、スライダー、チェンジアップ、スプリットなど球種も豊富のスリークォーター、ソフトバンク千賀投手を理想としています。

さらに50m走6秒前半、遠投は120mと投手だけでなく抜群の身体能力で間違いなく今秋のドラフト候補になるでしょう。

元プロ野球選手の指導法とは?

冒頭でもふれましたが、鹿児島城西高校の監督は、南海、ダイエー、西武で大活躍した佐々木誠選手です。実働16年の選手生活で首位打者、盗塁王、ベストナイン、ゴールデングラブ賞などのタイトルも獲得しています。

プロ選手引退後には、社会人のセガサミー、NTT西日本、ソフトバンクの3軍監督を歴任するなど指導者としての実績も十分ながら2018年1月に同校の監督に就任しました。

プロ野球出身の監督でありながら、規則で縛ることを好まず自主性を重んじる指導法で甲子園へのスピード出場を果たしました。その指導法では、まず頭髪は坊主頭を強制せずむしろ5ミリ以下の頭髪は厳禁としました。

関連記事:高校野球坊主頭に理由はあるの?歴史的背景や坊主禁止校は?!

さらに「打撃、守備、走塁において大事なリズム感を養う」ことを目的として練習中には音楽を流すあたりはプロ野球出身監督らしい発想です。また月に1回は土曜日か日曜日を休日にし、寮から外出して近隣での買い物などを許可するなど徹底して選手に自己責任で管理させる方針を貫いています。

行き過ぎた勝利至上主義や厳しい上下関係といった旧態依然の日本野球を好ましく思ってなく、勝ち方や技術を教える前にまずは野球の楽しさを伝えることに重点を置き「考える野球」を根本としています。

さらに「体幹を鍛える」ことを重要視、練習して上手くなるためには「芯の強さ」が必要で、プロになるような選手には必ず「体幹の強さとバランスの良さ」を兼ね備えているという持論からのようです。

こういった指導に対して選手も伸び伸びと野球をやらせてもらえる環境を歓迎しています。グラウンドに行くのが楽しいといった声も聞こえてくるチーム環境があれば、選手の技術も確実に上達するでしょう。

プロ野球として超一流の実績を引っ提げ、指導者としての実績も豊富な監督に率いられての初の甲子園、2020年選抜甲子園での鹿児島城西高校の活躍が期待されます。

まとめ

2020年第92回選抜高校野球で春夏通じて初の甲子園出場を勝ち取った鹿児島城西高校。143㎞右腕の前野投手とならんで先発2本柱として同校をけん引した146㎞右腕八方悠介投手の身長、体重などの経歴を紹介してきました。

  • 佐賀県出身ながら佐々木監督の勧誘により鹿児島城西高校へ進学
  • 1年夏からベンチ入り、2年時の昨秋の県大会では準優勝、九州大会ではベスト4進出に貢献
  • 九州大会で敗戦した対戦相手の大分商業川瀬堅斗投手をライバル視
  • 球種も豊富、身体能力も抜群で今秋のドラフト候補

と選抜での注目選手となることはまちがいありません。

さらに監督はダイエー、西武で活躍した佐々木誠監督。プロ野球出身監督として独特の指導法で甲子園へスピード出場を果たしますその指導法は

  • 規則で縛ることを好まず自主性を重んじる指導法で頭髪は坊主頭を強制せず5ミリ以下の頭髪は厳禁

  • 「打撃、守備、走塁において大事なリズム感を養う」ことを目的として練習中には音楽を流す

  • 月に1回は土曜日か日曜日を休日にし、寮から外出して近隣での買い物などを許可する

  • 勝ち方や技術を教える前に野球の楽しさを伝えることに重点を置き「考える野球」を根本としている

  • 「体幹を鍛える」ことを重要視、プロ野球選手には必ず「体幹の強さとバランスの良さ」を兼ね備えているという持論

以上のような指導に対して選手も伸び伸びと野球をやっています。プロ野球出身監督が率いる伸び伸び野球が甲子園で力を発揮したら、選抜大会で旋風を巻き起こすことになるでしょう。

140㎞超の2枚看板を掲げる同校は台風の目になるかもしれません。今春の選抜大会は是非注目したいですね。

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