閑話休題

2021第99回全国高校サッカー選手権、優勝候補予想と出場校一覧!

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2020年12月末から2021年正月にかけて東京、埼玉など首都圏を中心に第99回全国高校サッカー選手権大会が開催されます。コロナ禍によりインターハイ、春夏の高校野球など高校生の全国大会は軒並み中止となりました。

しかし正月の高校生のサッカー全国大会である全国高等学校サッカー選手権大会は開催の方向で進んでおり、46都道府県の各代表校と東京都の代表2校が決定、組み合わせ抽選も行われました。

開閉会式縮小、観客制限などの対策をとりながら48校が参加する第99回大会の日程や出場校を紹介、そして優勝候補予想したいと思います!

第99回全国高校サッカー選手権大会の出場校は?

第99回全国高等学校サッカー選手権大会は2020年12月31日(木)から2021年1月11日(月)の決勝戦まで開催、東京、埼玉などの首都圏を中心に準々決勝までの各試合を行い、準決勝、決勝は国立競技場ではなく埼玉スタジアム2002で行われます。

試合は準々決勝までは40分ハーフの前後半80分、同点の場合はPK、準決勝は45分ハーフの前後半90分、同点の場合はPKですが、決勝戦のみ45分ハーフの前後半90分に同点の場合はさらに10分ハーフの延長戦20分を行いそれでも同点の場合はPK戦を行います。

それでは第99回大会の出場校一覧を見てみましょう!

第99回全国高校サッカー選手権大会の出場校一覧

北海道・東北

地区学校回数
北海道札幌大谷5年ぶり3回目
青森青森山田24年連続26回目
岩手遠野2年ぶり29回目
秋田明桜27年ぶり4回目
宮城仙台育英4年連続35回目
山形日大山形5年ぶり14回目
福島学法石川初出場

関東

地区学校回数
茨城鹿島学園4年ぶり9回目
栃木矢板中央4年連続11回目
群馬前橋商16年ぶり12回目
埼玉第二昌平2年連続4回目
千葉市立船橋2年連続23回目
東京A関東第一3年ぶり3回目
東京B堀越29年ぶり3回目
神奈川桐蔭学園3年ぶり10回目
山梨山梨学院3年ぶり7回目

北信越

地区学校回数
新潟帝京長岡3年連続8回目
長野松本国際2年連続4回目
富山富山第一6年連続31回目
石川星稜2年ぶり29回目
福井丸岡3年連続31回目

東海

地区学校回数
静岡藤枝明誠4年ぶり3回目
愛知東海学園7年ぶり4回目
岐阜帝京大可児2年連続7回目
三重海星4年ぶり2回目

近畿

地区学校回数
滋賀近江初出場
京都京都橘2年連続9回目
大阪履正社6年ぶり3回目
兵庫神戸弘陵2年連続11回目
奈良山辺初出場
和歌山初芝橋本3年ぶり16回目

中国

地区学校回数
鳥取米子北11年連続16回目
島根大社5年ぶり10回目
岡山作陽3年ぶり24回目
広島広島皆実2年連続16回目
山口高川学園2年連続26回目

四国

地区学校回数
徳島徳島市立3年連続18回目
香川大手前高松2年連続2回目
愛媛新田39年ぶり3回目
高知明徳義塾4年ぶり8回目

九州

地区学校回数
福岡東福岡2年ぶり21回目
佐賀佐賀東3年ぶり11回目
長崎創成館初出場
熊本ルーテル学院4年ぶり5回目
大分日本文理大附初出場
宮崎宮崎日大初出場
鹿児島神村学園4年連続8回目
沖縄那覇西2年ぶり17回目

第99回選手権大会組み合わせとベスト8予想

11月16日に第99回大会の組み合わせ抽選が行われました。シードは前年度の選手権大会のベスト4以上の都道府県に割り当てられ、準決勝まで対戦しないように振り分けられます。

前年は優勝が静岡学園(静岡)、準優勝が青森山田(青森)、ベスト4が矢板中央(栃木)、帝京長岡(新潟)だったので、99回大会は静岡代表藤枝明誠、青森代表青森山田、栃木代表矢板中央、新潟代表帝京長岡と静岡以外は前年の代表校がそのままシードとなります。

では組み合わせとベスト8予想を各ブロックごとに見てみましょう。

ブロック①

校名1回戦(12月31日)2回戦(1月2日)3回戦(1月3日)
藤枝明誠14:10浦和駒場14:10浦和駒場
新田
山梨学院12:05浦和駒場14:10NACK5大宮
米子北
鹿島学園14:10浦和駒場
海星

このブロックは静岡代表の藤枝明誠が勝ち抜くのではないでしょうか?静岡予選でも昨年の優勝校静岡学園を準決勝で3-0で破った実力はかなりのものだと思います。三重県予選で四日市中央工を破った三重海星も不気味な存在ですが、藤枝明誠の力は抜けていると思います。

ブロック②

校名1回戦(12月31日)2回戦(1月2日)3回戦(1月3日)
松本国際14:10NACK5大宮12:05浦和駒場12:05浦和駒場
京都橘
昌平12:05NACK5大宮
高川学園
学法石川12:05NACK5大宮
創成館

このブロックではJリーグ内定者4選手を抱える埼玉の昌平が大本命でしょう。初戦の相手は選手権の常連校高川学園、2回戦も順当ならば京都橘と有力校との対戦が続くかもしれませんが、無難に勝ち上がってきそうです。

ブロック③

校名1回戦(12月31日)2回戦(1月2日)3回戦(1月3日)
仙台育英14:10フクダ電子アリーナ12:05フクダ電子アリーナ
宮崎日大
市立船橋14:10フクダ電子アリーナ12:05フクダ電子アリーナ
佐賀東
明桜12:05フクダ電子アリーナ
那覇西

このブロックも全国屈指の強豪市立船橋が優位ではないでしょうか。選手権の常連校昨年のベスト8校仙台育英も力がありそうですが、ここは順当に市船が勝ち上がると見ます。

ブロック④

校名1回戦(12月31日)2回戦(1月2日)3回戦(1月3日)
関東第一12:05ゼットエーオリプリ12:05ゼットエーオリプリ14:10フクダ電子アリーナ
山辺
遠野14:10ゼットエーオリプリ
神戸弘陵
履正社14:10ゼットエーオリプリ
帝京長岡

シード校帝京長岡は昨年ベスト4の実力が発揮されるならば勝ち抜く可能性が最も高そうです。兵庫の神戸弘陵も実力はありそうですが、昨年の3回戦で帝京長岡が5-0と圧勝しています。今年になってこの点差を埋められるのかにも注目ですが、シード校帝京長岡が優勢ではないでしょうか?

ブロック⑤

校名1回戦(12月31日)2回戦(1月2日)3回戦(1月3日)
矢板中央14:10ニッパツ三ツ沢14:10等々力競技場
徳島市立
星稜14:10等々力競技場14:10等々力競技場
作陽
桐蔭学園12:05等々力競技場
東福岡

このブロックは、シード校の矢板中央、昨年のベスト8校徳島市立、さらに東福岡、桐蔭学園、星稜といった強豪校が集中する激戦ブロックとなりました。1回戦の好カード桐蔭学園対東福岡は高校ラグビーでも激熱なカードですが、シード校で昨年ベスト4の矢板中央と昨年ベスト8徳島市立の初戦も目が離せません。

どこが勝ち上がってもおかしくない激戦区で予想は非常に難しいですが、近年の活躍が目覚ましいシード校矢板中央が勝ち抜けると予想します。

ブロック⑥

校名1回戦(12月31日)2回戦(1月2日)3回戦(1月3日)
日大山形14:10ニッパツ三ツ沢12:05ニッパツ三ツ沢12:05等々力競技場
近江
前橋商12:05ニッパツ三ツ沢
神村学園
富山第一12:05等々力競技場
日本文理大附

このブロックでは選手権の常連で優勝経験のある6年連続出場の富山第一に鹿児島の4年連続出場神村学園が続く構図となりそうです。富山第一は県予選も圧倒的な強さで勝ち上がってきました。

この両校は昨年の2回戦で富山第一が1-0で神村学園を下しています。お互いに勝ち上がれば昨年の再戦もありえますが、ここは富山第一が勝ち上がると予想します。

ブロック⑦

校名1回戦(12月31日)2回戦(1月2日)3回戦(1月3日)
堀越12:05駒沢競技場12:05駒沢競技場
大社
丸岡14:10味の素西が丘12:05味の素西が丘
ルーテル学院
札幌大谷12:05味の素西が丘
大手前高松

このブロックは昨年に続いての出場は福井の丸岡、香川の大手前高松のみでともに2回戦敗退。この両校以外は堀越の29年ぶりを始め、4~5年ぶりの出場とブランクのある高校が集まりました。

抜けた高校がなくどこの高校にもチャンスがあり最も混戦になりそうです。昨年ベスト4の矢板中央に1-2で惜敗した大手前高松が初戦を乗り切れば勝ち上がってくのではないかと思いますが、ちょっと予想が難しいです。

ブロック⑧

校名1回戦(12月31日)2回戦(1月2日)3回戦(1月3日)
帝京大可児12:05駒沢競技場14:10味の素西が丘14:10駒沢競技場
初芝橋本
東海学園14:10駒沢競技場
明徳義塾
広島皆実14:10駒沢競技場
青森山田

このブロックではシード校、昨年の準優勝校青森山田が頭一つ抜けています。初戦の広島皆実も優勝経験のある有力校ですが、ここを難なく乗り越えれば青森山田がそのまま勝ち抜いていくでしょう。

優勝候補は?

ベスト8予想は

  • 藤枝明誠
  • 昌平
  • 市立船橋
  • 帝京長岡
  • 矢板中央
  • 富山第一
  • 大手前高松
  • 青森山田

と予想しました。結局シード校4校とも入れるというオーソドックスな予想となってしまった感は否めません。市立船橋、矢板中央、大手前高松のブロックは特に予想困難ですが、予想通りにならないのが高校サッカーの面白さでもあります。

さてこのベスト8予想校からずばり優勝候補を予想するならば

  1. 昌平
  2. 青森山田
  3. 帝京長岡

の3校で近年の活躍やJリーガー内定選手を擁する昌平を本命としました。昨年準優勝の青森山田も実力はあると思いますが、ここは昌平の初優勝があるのでは?と期待込みでの予想となりました。

2020年世代はコロナ禍により全国大会がなかったため、実力を測る場面がありませんでした。さらに練習不足がどんな影響を与えるのかも不明ですので、全く予想通りの展開とならないことも十分あり得ますが、とにかく無事に開催されることを祈るばかりです。

まとめ

第99回全国高校サッカー選手権大会が12月31日から開催され、46都道府県の各代表校と東京都の代表2校の計48校が熱戦を繰り広げます。ここまで第99回大会の日程や出場校一覧を紹介しました。

さらに優勝候補の予想をしましたが、組み合わせが決まった8つのブロックからベスト8を予想、最終的な優勝候補を予想しました。

ベスト8は

  • 藤枝明誠
  • 昌平
  • 市立船橋
  • 帝京長岡
  • 矢板中央
  • 富山第一
  • 大手前高松
  • 青森山田

の8校と予想、優勝候補は

  1. 昌平
  2. 青森山田
  3. 帝京長岡

とあまり面白みのない予想となってしまいました。予想とは全く違う結果になることも多いにあり得ますが、いずれにしてもまずは無事に開催されることを願うばかりです。大会開幕が待ちきれないですね!

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