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ヤクルト山田哲人プロ、高校通算成績や経歴、年俸推移は?トリプルスリーは何回達成?

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2010年に履正社高校からドラフト1位で東京ヤクルトスワローズから指名され、プロ入り後10年経たずして日本球界の顔となった山田哲人選手。トリプルスリーはもはや彼の代名詞で俊足強打のスーパースターです。

プロ入り後も順調に好成績をおさめた山田選手の年俸も増え続け、2021年年俸は現状維持ながら5億円プラス出来高払い、FA権を行使せず7年35億円プラス出来高払いで契約しました。

そんな山田選手のプロ入り後や高校の通算成績、年俸推移から身長、血液型などの経歴、プロフィールをまとめました。見てみましょう!

山田哲人選手のプロフィール

山田哲人選手は、2010年にドラフト1位で東京ヤクルトスワローズから指名、内野手として入団しました。プロフィールについて見ていきましょう。

名前山田 哲人(やまだ てつと)
誕生日1992年(平成4年)7月16日
投打・ポジション右投右打内野手
出身兵庫県豊岡市
出身校履正社高校
身長・体重180㎝、76㎏
血液型О型
ドラフト年、順位2010年1位

山田哲人選手は小学校2年生の時に宝塚リトルリーグで野球を始め、御殿山中学時代にはヤングリーグ兵庫伊丹でプレーしました。高校は全国随一の名門履正社高校に入学します。

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履正社高校時代は、1年生の夏からベンチ入り、2年夏には二塁手でレギュラーの座をつかみます。3年生の夏に大阪代表として2010年の第92回全国高等学校野球選手権大会に出場、同校の夏初勝利に貢献しますが、2回戦で敗退しました。

高校時代当初の山田選手はその素材は誰もが認めるところでしたが、何が何でもプロ野球選手になるという意識はなかったようです。それが2年秋の大会PL学園戦でエラーを犯しチャンスで凡退、チームが敗戦して選抜出場を逃してから意識が変わったとのこと。

この敗退を機に意識が変わり、練習にも熱心に取り組むと3年春の大阪大会を制し、近畿大会でも準優勝。夏の大阪予選も制して甲子園出場を勝ち取るとプロ野球のスカウトの評価は一気に高まることとなりました。

履正社高校の岡田監督も山田選手の成長スピードに驚いたほどでした。こうして山田選手は高校通算31本塁打を記録し、プロ野球の世界に飛び込んでからもぐんぐん成長し続けます。

山田哲人選手の通算成績

2010年に入団し1年目の2011年には1軍公式戦出場は果たせませんでしたが、クライマックスシリーズに出場。2012年から1軍公式戦出場を果たしてから2020年までの通算9年間の成績を見ていきましょう。

年度試合打席打数安打打点本塁打打率盗塁
20122649441111.2500
20139439635099263.2839
20141436855961938929.32415
201514364655718310038.32934
201613359048114610238.30430
20171436245261307824.24714
20181406375241658934.31533
20191426415201419835.27133
202094384334855212.2548
通算1058465239321153635214.293176

入団2年目の2012年は26試合に出場し初本塁打を記録、2013年は94試合に出場してレギュラーの座をつかみかけます。

そして4年目の2014年にはレギュラーとして定着、監督推薦でオールスターゲームにも初出場。8月には初の月間MVPを受賞するなど一気にブレーク、シーズン成績でも日本人右打者のシーズン最多安打193本を記録してベストナインも受賞しました。

2015年も全試合に出場、シーズン中にはプロ野球タイ記録の4打数連続本塁打を記録します。結局シーズン成績は打率.329、38本塁打、100打点、34盗塁のキャリアハイの成績となり、プロ野球史上9人目のトリプルスリーを達成しました。

23歳でのトリプルスリーはセリーグ最年少記録で、ソフトバンクの柳田悠岐選手も同時にトリプルスリーを達成。同年に複数人が達成するのは65年ぶりで、トリプルスリーという言葉が2015年の新語流行語大賞の年間大賞に選ばれるほどでした。

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結局、このシーズンは月間MVPを7~9月まで3か月連続で受賞、本塁打王、盗塁王のタイトルを獲得しますが、本塁打王と盗塁王の同時獲得は史上初の快挙となりました。

チームもリーグ優勝を果たし、セリーグMVP、ベストナインも受賞します。さらに日本シリーズでも1試合3本塁打という史上初の快挙までやってのけました。

2016年は、シーズン途中ケガによる欠場もありましたが、打率.304、38本塁打、30盗塁と2年連続のトリプルスリーを達成します。2年連続、複数回のトリプルスリー達成もプロ野球史上初となります。

しかし2017年は打率.247、24本塁打、14盗塁といずれも.300、30本塁打、30盗塁を達成することができない不調なシーズンに終わりました。ただしこれで終わらないのが山田選手の凄さで、2018年は打率.315、34本塁打、33盗塁で自身3度目のトリプルスリーを達成します。

この年には史上66人目のサイクルヒットも達成し、平成生まれ初のサイクルヒット達成者にもなっています。

2019年は4月26日の巨人戦で青木、山田、バレンティン選手が菅野投手から3者連続本塁打を記録しますが、その1か月後にも同じ3人で3者連続本塁打を記録し、なんと平成最後と令和最初の3者連続本塁打にも絡むこととなりました。

2019年は30本塁打、30盗塁はクリアしましたが、打率.271で4度目のトリプルスリーの達成はなりませんでした。

2020年はコンディション不良による欠場や登録抹消が響き、94試合の出場にとどまりました。成績も初めて規定打席に到達した2014年以降打率、打点、本塁打、盗塁いずれもワーストの成績となりました。

221年に開催される予定の東京五輪でも日本代表として選出される可能性は大いにあります。山田選手が1番打者としてスタメン出場すれば相手チームにとっても脅威となるでしょう。

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山田哲人選手の生涯年俸、年俸推移

山田選手は2010年に契約金7,500万円、年俸720万円で入団契約しました。2021年までの10年間の生涯年俸、年俸推移を見てみましょう。

年度年俸(推定)
2011720万円
2012800万円
20131,000万円
20142,200万円
20158,000万円
20162億2,000万円
20173億5,000万円
20182億8,000万円
20194億3,000万円
20205億円
20215億円
通算19億720万円

2011年は1軍公式戦出場はなくクライマックスシリーズ出場のみで翌年年俸は800万円、26試合の出場にとどまった2012年の翌年も1,000万円とともに微増でした。1軍に定着した2013年も目立った成績は残せていないものの翌年は2,200万円と倍増以上に伸びます。

シーズン193本の日本人右打者の最多安打や月間MVP、オールスター初出場を果たした2014年の翌年年俸は一気に8,000万円まで増えます。そしてトリプルスリーと本塁打王、盗塁王を獲得しチームが優勝した2015年の契約更改では3倍近い2億2,000万円と2億円を突破。

2年連続のトリプルスリーを達した2016年はチームはリーグ優勝を逃し、タイトルも盗塁王のみとなりましたが、3億5,000万円へと3億円を超えます。

軒並み成績を落とした2017年の翌年年俸は7,000万円減の2億8,000万円となりましたが、3度目のトリプルスリーを達成した2018年の翌年には4億3,000万円と自身最高の年俸額となりました。

2019年は打率が3割を切りトリプルスリーを逃すものの、7,000万円増の5億で契約更改しました。ここまでの現役生活で2014年から2019年まで2017年を除いてベストナイン5回、盗塁王3回、本塁打王1回の主要タイトルを獲得しました。

2020年は打率、打点、本塁打、盗塁いずれも2014年以降のワーストとなりながらも7年契約プラス出来高払いでFA権を行使せずに残留、青木宣親選手に代わるチームキャプテンに就任しています。

トリプルスリーを3回達成という離れ業を成し遂げた選手は山田哲人選手のみ、メジャーリーグでもバリーボンズしかいません。特に本塁打30本と盗塁30個をクリアできる選手は限定的です。

試合に出れば出塁する確率も高く、盗塁でスコアリングポジションに進めばチームの得点力が上がります。と同時に一発もあるという選手がいれば必然的にチームの攻撃力に厚みが増すことになります。

チームとして欠かせない選手であることがこの年俸額にも表れています。名実ともにチームのみならず日本球界を代表する選手と言えるでしょう。

まとめ

東京ヤクルトスワローズの山田哲人選手は、今やスワローズのみならず日本を代表するスタープレーヤーとなりました。2011年に入団後、順調に成長しトリプルスリーを3度達成、ベストナイン5回受賞などとどまるところを知りません。

そんな山田選手の身長や血液型などのプロフィールからプロ、高校の通算成績、年俸推移などの経歴を紹介しました。2021年以降の年俸額は5億円プラス出来高払いの7年35億円で契約しています。

延期が決まった2021年東京五輪の代表選出の可能性も大いにありますが、山田選手がトップバッターとなれば日本代表の得点力は増し相手国にとって脅威の存在となるでしょう。

まだ20代後半ですので、今後もまだまだ成績を伸ばすのではないでしょうか?この先もさらに楽しみな選手ですね。

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