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第103回全国高校野球選手権大会第2日の勝敗予想!2021夏の甲子園開幕!

2年ぶりの全国高校野球選手権大会、夏の甲子園が8月10日に開幕、17日間の熱い闘いが繰り広げられています。

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今大会は無観客での開催が決定しており、学校関係者のみが球場観戦、応援することとなりましたが、なにはともあれ決勝まで無事に開催されることを願いつつ、大会2日目の4試合の勝敗予想をしてみました!

すばり勝敗予想は?

大会第2日目は優勝候補に挙げられる智辯学園、横浜、愛工大名電が登場します。優勝候補校と言えど初戦で姿を消すことも珍しくありません。どんな闘いぶりを見せてくれるのでしょうか?地方予選の試合ぶり、戦力などから早速予想してみました。

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大会第2日第1試合8時智辯学園対倉敷商業

回戦 スコア 対戦校
決勝 6-4 高田商業
準決勝 10-3 奈良大付
準々決勝 10-0 一条
3回戦 10-0 香芝
2回戦 11-1 西和清陵
回戦 スコア 対戦校
決勝 7-6 おかやま山陽
準決勝 4-3 創志学園
準々決勝 4-3 関西
3回戦 12-5 和気閑谷
2回戦 16-0 津山工業

私立校と県立校の試合となりましたが、甲子園出場回数10回以上の名門校同士の対決です。智辯学園は選抜ベスト8に続く春夏連続出場、昨秋の近畿大会王者、今春も近畿大会準優勝と優勝候補の最右翼とも言えます。

智辯学園は県予選の決勝以外は全てコールド勝ちという圧倒的な強さで県大会を制しました。対する倉敷商業は準々決勝以降は接戦の連続、関西、創志学園といった岡山の強豪校との激戦を制しての予選突破。

予選でのチーム打率は智辯学園4割7厘、47得点、1本塁打、倉敷商は3割3分8厘、43得点、0本塁打。守りの方は智辯学園が5試合で8失点、1試合平均1.6失点で6失策、倉敷商は5試合で17失点、1試合平均3.4失点で6失策。

打撃は智辯学園の打率が4割超えと驚異的な数字ですが、得点数、本塁打数では両校に大きな差はありません。守りの面では智辯学園が倉敷商よりも1試合当たりの失点数が半分以下、意外にも失策数は両校6失策ずつでやや多めの印象があります。

智辯学園はエース左腕西村投手、右の小畠投手と2枚看板に注目打者前川右京選手と投打の軸が安定しています。倉敷商も伝統校らしく粘り強い野球をする実力校ですが、試合巧者でもある智辯学園が投打にやや上回り倉敷商に勝利すると予想します。

大会第2日第2試合10時半広島新庄対横浜

回戦 スコア 対戦校
決勝 12-0 祇園北
準決勝 8-7 西条農
準々決勝 6-2 瀬戸内
4回戦 7-0 安芸南
3回戦 3-0 宮島工
2回戦 16-4 舟入
回戦 スコア 対戦校
決勝 17-3 横浜創学館
準決勝 9-1 藤沢翔陵
準々決勝 11-3 向上
5回戦 11-1 厚木北
4回戦 3-0 鎌倉学園
3回戦 12-0 神奈川商工
2回戦 31-0 足柄

ともに高校野球の強豪県でもありプロ野球団を地元に持つ広島県と神奈川県の対戦となりました。神奈川は今春の選抜覇者東海大相模がコロナ感染により県予選を途中で辞退、県勢での春夏連覇を狙います。

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一方広島新庄は今春の選抜に続いての出場、現在のチームは昨夏以降、年内無敗の圧倒的強さで県予選を制しました。広島新庄は夏の大会は3回目と出場回数は少ないですが、県内無敗の安定した戦いぶりで全国での上位進出を目指します。

予選でのチーム打率は横浜4割6分9厘、94得点、5本塁打、広島新庄は3割6分7厘、52得点、4本塁打と横浜打線は7試合で100安打、1試合平均12得点という破壊力抜群の攻撃力を誇りますが、広島新庄も1試合平均8得点、5本塁打は十分な攻撃力を備えます。

守りの方は広島新庄が6試合で13失点、1試合平均2.1失点で1失策、横浜は7試合で8失点、1試合平均11失点で5失策と広島新庄も堅守ですが、横浜の1試合1.1失点はそれをも上回ります。

横浜は4回戦の鎌倉学園と決勝戦以外は全てコールド、決勝戦も17-3と県内のライバル校を全く寄せ付けませんでした。県内無敗の広島新庄と圧倒的なスコアで県代表をつかんだ横浜の対戦は非常に見ごたえのある試合になりそうです

がんがん打っていく米子東と足を絡めて効果的に点を取っていく日大山形と言えそうです。両校とも昨秋は県大会優勝、今春は県大会準優勝とチーム力も安定しています。

打ち合いになったら横浜に分がありますが、広島新庄は守り勝つ野球で接戦に持ち込めば勝機は十分にあるでしょう。しかし地方大会の成績を見る限りでは横浜が得意の打力を発揮すれば広島新庄には厳しい展開になるのではないでしょうか?横浜が勝利するのではないかと予想します。

大会第2日第3試合13時高岡商業対松商学園

回戦 スコア 対戦校
決勝 11-4 高岡第一
準決勝 2-0 富山商
準々決勝 13-0 富山北部・水橋
3回戦 2-1 不二越工
2回戦 11-0 富山いずみ
回戦 スコア 対戦校
決勝 7-2 長野日大
準決勝 8-6 高遠
準々決勝 8-0 上田西
4回戦 7-0 松本第一
3回戦 7-0 木曽青峰
2回戦 10-1 伊那北

両校とも北信越の古豪、ともに20回以上の出場回数を誇る伝統校同士の対戦となりました。ともに今春の選抜には出場できませんでしたが、高岡商は4大会連続と夏に強さを発揮しており、対する松商学園も今春の県大会優勝に続く夏の県予選優勝と安定しています。

高岡商は予選5試合のうち3試合が2桁得点と爆発力がある一方で、3回戦、準決勝は接戦を勝ち切る粘り強さがあります。松商学園は準々決勝までは全てコールド勝ち、準決勝では打ち合いを制し、決勝戦では長野日大に危なげない試合と順調に勝つ進みました。

予選でのチーム打率は高岡商3割5分3厘、39得点、4本塁打、松商学園は4割6厘、47得点、6本塁打とともに打力は十分、打率、本塁打数でやや松商学園が上回ります。守りの方は高岡商が5試合で5失点、2失策、松商学園は6試合で9失点、2失策と守備力も高く互角といえます。

どちらが勝ってもおかしくない試合展開となりそうですが、打力でやや上回る松商学園に分があると見ます。

大会第2日第4試合15時半東北学院対愛工大名電

回戦 スコア 対戦校
決勝 12-5 仙台三
準決勝 5-4 古川学園
準々決勝 15-2 東北学院榴ヶ岡
4回戦 9-3 仙台東
3回戦 6-3 石巻工
2回戦 6-1 泉松陵
回戦 スコア 対戦校
決勝 8-5 享栄
準決勝 3-1 中京大中京
準々決勝 7-1 東邦
5回戦 10-3 至学館
4回戦 4-2
3回戦 8-0 杜若

宮城代表対愛知代表は春夏通じて史上初のカードとなりました。東北学院は春夏通じて初出場、愛工大名電は最多出場校数の激戦区愛知を制しての出場となりました。

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特に愛工大名電は愛知県では中京大中京、東邦、享栄と並んで私学4強の一角でありながら、他の3校全てと対戦し勝利をおさめました。この3校以外にも至学館、誉といった私学4強以外の近年の甲子園出場校やプロ野球選手も輩出している強豪校杜若高校と私立の強豪校を次々と破っての優勝です。

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東北学院は準決勝こそ接戦となりましたが、準々決勝、決勝は2桁得点と危なげない試合ぶりで宮城県を制しました。今春の県大会では選抜ベスト8の仙台育英と接戦で敗退するも県3位の実力は初出場といえど侮れません。

予選では東北学院は打率3割1分9厘、53得点、0本塁打、対する愛工大名電は打率3割3分、40得点、1本塁打と打力はほぼ互角といえます。守りについては東北学院は6試合で18失点、8失策、愛工大名電は6試合で13失点、5失策と愛工大名電がやや上回っています。

愛工大名電は左腕田村投手、右腕寺嶋投手が安定、一方東北学院も長身右腕伊東投手がチームを引っ張ります。愛工大名電は豊富な投手陣に県予選での強豪校撃破、今春の県大会でも優勝していることから今大会の優勝候補にも挙げられています。

一方東北学院も初出場ではありますが、早い回で愛工大名電の投手陣を打ち崩すことができれば勝機も十分にあります。投手陣が安定している愛工大名電がやや優勢と予想しますが、優勝候補対初出場校というほどの一方的な展開になることはないでしょう。

まとめ

2年ぶりの全国高校野球選手権大会が、8月10日に開幕しました。大会第2日目は優勝候補校3校も登場、これら4試合の勝敗予想をしてみました。

と予想しました。高校野球の勝敗予想は本当に当たりませんが、今回は優勝候補校いずれも勝つという無難な予想となってしまいました。チームの地区予選での成績や試合ぶり、注目選手の有無も考慮しながら予想しましたが、波乱が起こるのも高校野球、甲子園の醍醐味です。

予想が外れることも十分にありえますが、緊迫した競った試合を是非見てみたいですね!

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