2020年第92回選抜高校野球大会の甲子園チケットの販売スケジュール、チケット情報が2月20日に発表されました。今回は甲子園球場の座席が改修されています(参考記事:阪神甲子園球場の座席がより快適に)。この改修によるチケット価格の変更はありませんでした。
それは見ていきましょう。
例年では、3月1日にチケットの前売券を発売していますが、2020年の今大会は例年よりも開会が数日早まっているため、発売日は例年より早い2月28日(金)となりました。
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2020年の発売スケジュールは、2月28日(金)に販売開始するのは、前売券は大会期間中の通しの連券と1~2回戦が行われる3月19~26日の日付指定の単券となっています。また準々決勝以降のチケットは後日発売となります。
チケット前売券は、券種によって価格、使用方法、購入方法が異なりますので注意が必要です。2020年は以下のようになっています。
【2020年の前売券販売概要】
券種 | 価格 | 購入方法 | 備考 | |
連券 | 中央特別自由席 | 25,000円 | 窓口 | 2月28日~3月12日まで販売 |
一・三塁特別自由席 | 18,000円 | 第1~4日と第5~8日は共通券。2月28日~3月12日まで販売 | ||
単券 | 一・三塁特別自由席(一般) | 2,000円 | web、店頭端末 | 19~26日の日付指定券、前々日まで販売 |
一・三塁特別自由席(子供) | 800円 | 4歳以上小学生以下。19~26日の日付指定券、前々日まで販売 | ||
アルプスデッキ席(16名) | 19,200円 | 一三塁側各2席、団体用貸切ボックス。19~31日の日付指定券、前々日まで販売 | ||
外野席 | 無料 |
中央特別自由席は連券のみが前売券、単券は当日券のみ購入可能です。一三塁特別自由席は、第1日~第4日、第5日~第8日は共通券として共通日のいずれかであれば複数人での利用が可能です。第1日と第2日に友人と2名で入場したり、第3日に家族4名で入場するなどグループ観戦にも利用できます。
単券は日付指定ですので雨天中止の場合は払い戻しとなり、連券のように翌日にスライドできません。さらに第1試合が成立した場合は払い戻しされないので、第2試合以降が観戦の目的だった場合は翌日以降にずれるため、再度購入しなおすか諦めるしかありません。
連券の購入方法は窓口販売のみで販売場所(前売)は
販売窓口 | 場所 | 備考 |
毎日新聞大阪開発 | 毎日新聞大阪本社3階 | 平日のみ |
久保田運動具店 | 大阪・中津 | |
大阪ホーマー | 大阪・緑橋 | |
梅田阪神プレイガイド | 大阪・梅田 | |
毎日新聞旅行 | 東京・竹橋 | 平日のみ |
西部毎日広告社 | 福岡・天神 | 平日のみ |
毎日新聞名古屋開発 | 名古屋・丸の内 | 平日のみ |
毎日文化センター | 名古屋・名鉄バスターミナル10階 |
上記で購入が可能です。昨年まであったミズノオオサカ茶屋町(大阪)、エスポートミズノ5階(東京)の取り扱いは今年はないようです。また昨年まで毎日新聞福岡本部事業部(福岡)での取り扱いは西武毎日広告社に変更となってます。
単券の購入方法は、チケット会社のwebや店頭端末などで取り扱っています。
チケット会社 | 購入場所 | 電話番号ほか |
チケットぴあ | ぴあ店舗、セブン-イレブン | 0570-02-9999、Pコード845-317 |
ローソンチケット | ローソン | 0570-000-407、Lコード56838 |
CNプレイガイド | セブン-イレブン、ファミリーマート | 0570-08-9999 |
イープラス | ファミリーマート | ウェブ申し込み |
なお、車椅子席はチケットぴあでウェブ申し込み(http://w.pia.jp/t/senbatsu/)、アルプスデッキ席は電話申し込み(0570-000-407、午前10時~午後6時)となっています。
問い合わせ先は毎日新聞社大阪事業本部選抜高校野球大会事務局06-6346-8371(平日午前10時から午後6時)です。
当日券の発売期間は、開門時間と同時に発売開始となり阪神甲子園球場の入場券発売窓口でのみ取り扱っています。
券種 | 価格 |
中央特別自由席 | 2,500円 |
一・三塁特別自由席 | 2,000円 |
一・三塁特別自由席(子供) | 800円 |
アルプス席 | 800円 |
外野席はもちろん無料です。開門時間は大会日程によって変わります。第1試合の1時間前が基本ですが、開会式、土日祝日や準々決勝以降など混雑が予想される日は第1試合の1時間以上前の開門になるのが通例で、変更になる可能性もあるので前日に確認しましょう。
このように連券か単券かなど券種によって取り扱いや購入方法が異なるので観戦目的、スケジュールを確認しながら購入するのがおススメです。
チケットの券種、発売方法、購入方法はそれぞれ購入目的のチケットによって変わってきます。大会期間中毎日観戦したいというならば連券(通し券)を購入するでしょうし、観戦したい試合、日にちが決まっていれば単券を購入するでしょう。
それぞれのチケットを購入する際のポイントについて紹介したいと思います。
春の選抜大会の場合、夏の大会に比べてチケットが入手できないということはあまりありません。ただし人気校や優勝候補校、有名選手が出場する試合が開会式や土日祝日と重なる場合は売り切れとなることもありますので、連券を入手しておけば確実に観戦できるのが最大のメリットです。
春の選抜大会で連券を購入するポイントは
といった点が挙げられます。こういった点を考慮したうえで、メリットが大きいと判断できるならば連券の購入がおススメです。
多くの方は、目当ての試合や決まった日程に合わせて単券を購入すると思います。
単券を購入するポイントは前売券と当日券でもポイントが異なります。
単券を購入する場合は、価格は手ごろですので家族での観戦は単券というケースが多いかと思います。またチケット確保にどきどきするという点でも、春の大会は夏の大会に比べて当日券の入手もしやすく、販売窓口での行列もそこまでではありません。
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ただし、ここ数年の傾向では選抜でも土日祝日に開会式、準々決勝が重なる場合はかなりの混雑が予想されます。いざとなれば最初から外野席に並べば入れないことはないとは思いますが、当日券の場合は少し余裕をもって並ぶことも頭にいれておきましょう。
2020年の第92回選抜高校野球大会が3月19日から開催されます。チケットの前売券の販売スケジュールが2月20日に発表されました。甲子園の観戦チケットの券種や購入方法はやや複雑ですので、前もってどのようなチケットを購入するか検討しておいた方がよいでしょう。
券種ごとの特徴は
などが挙げられます。観戦目的に応じて連券にするのか単券にするのかでそれぞれメリットも異なります。
折角、現地観戦するなら思う存分春の甲子園を楽しみたいものです。球春の訪れが待ち遠しいですね!