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ソフトバンク下剋上で2019日本一!工藤公康監督の成績がすごすぎる!

ソフトバンク本拠地ヤフオクドーム

2019年のプロ野球日本シリーズは、ソフトバンクホークス対読売ジャイアンツの19年ぶりの対決となりましたが、大方の予想に反して4連勝でソフトバンクが3年連続10回目の日本一を決めました。

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ソフトバンクは昨年に続いてのリーグ2位からの下克上による連覇を達成!クライマックスシリーズファーストステージの楽天戦初戦を落として、いわば崖っぷちからの怒涛の10連勝、パリーグ優勝チームの西武、セリーグ優勝チームの巨人を全く寄せ付けず日本一に輝きました。

工藤公康監督は2015年にソフトバンクの監督に就任後、2016年のみ日本ハムに日本シリーズ出場を阻まれましたが、その年以外は全ての日本シリーズに進出して全て優勝、4回目の日本一となりました。

工藤監督は2016年、2018年、2019年と3度ペナントレースでは優勝を逃しましたが、クライマックスシリーズ、日本シリーズの短期決戦の強さは驚異的です。それでは工藤監督の短期決戦の成績を見てみましょう!

工藤監督の短期決戦の成績がすごすぎる!

ペナントレースの優勝は3回逃している工藤監督ですが、2015年以降のクライマックスシリーズ、日本シリーズの強さが驚異的です。就任した2015年のクライマックスシリーズ以降のソフトバンクの成績を見てみましょう!

2015年

2015年は就任1年目でいきなりパリーグで優勝します。成績は以下の通りです。

ステージ 対戦相手 成績 1 2 3 4 5 6 7
ファイナル ロッテ(3位) 4勝0敗
日本シリーズ ヤクルト(1位) 4勝1敗

ソフトバンクはリーグ優勝したため、クライマックスシリーズはファイナルステージからの登場、アドバンテージ(☆)を含む4勝でロッテを一蹴、無傷で日本シリーズへ進出します。

日本シリーズでもセリーグ覇者のヤクルトを4勝1敗と退け、前年に続く日本シリーズ連覇、工藤監督も前任の秋山幸二監督からバトンを受け継ぎ見事初優勝を飾りました。

アドバンテージを含めない勝敗成績は7勝1敗です。

2016年

就任2年目の2016年は、日本ハムが優勝しました。2位のソフトバンクはファーストステージからの登場です。

ステージ 対戦相手 成績 1 2 3 4 5 6 7
ファースト ロッテ(3位) 2勝0敗
ファイナル 日本ハム(1位) 2勝4敗

ファーストステージはパリーグ3位のロッテを2連勝で下しますが、ファイナルステージでパリーグ覇者の日本ハムに2勝4敗と負け越し、工藤監督唯一日本シリーズ進出を逃しています。

アドバンテージを含まない勝敗成績は4勝3敗です。

2017年

就任3年目の2017年はパリーグ覇者に返り咲きします。クライマックスシリーズはファイナルステージからの登場です。

ステージ 対戦相手 成績 1 2 3 4 5 6 7
ファイナル 楽天(3位) 4勝2敗
日本シリーズ DeNA(3位) 4勝2敗

ファイナルステージはリーグ3位の楽天と対戦、アドバンテージ(☆)があるものの2連敗でスタートしましたがその後3連勝で日本シリーズ進出を決めました。

日本シリーズではセリーグ3位から2位阪神、1位広島を下克上で勝ち上がってきたDeNAと対戦します。3連勝後、2連敗と詰め寄られますが、6戦目に勝利し日本一となりました。工藤監督2回目の日本一です。

アドバンテージを含まない勝敗成績は7勝4敗です。

2018年

就任4年目の2018年は西武が優勝、ソフトバンクは2位でした。クライマックスシリーズはファーストステージからの登場です。

ステージ 対戦相手 成績 1 2 3 4 5 6 7
ファースト 日本ハム(3位) 2勝1敗
ファイナル 西武(1位) 4勝2敗
日本シリーズ 広島(1位) 4勝1敗1分

ファーストステージでは3位の日本ハムと対戦、2勝1敗としファイナルステージに進みます。ファイナルステージはリーグ覇者の西武を相手にアドバンテージ(★)含め1勝2敗から3連勝で西武を下します。

日本シリーズでは、前年はDeNAに日本シリーズ進出を阻まれたセリーグ2連覇の広島と対戦します。初戦は引き分け、2戦目は敗戦とさすが広島は強いと思わせたものの4連勝で一気に日本一まで駆け上がりました。工藤監督初の下克上による日本一となります。

アドバンテージを含まない勝敗成績は10勝3敗1分となりました。

2019年

就任5年目もペナントレースは最後までもつれましたが、西武が優勝、ソフトバンクは2年続けての2位となりました。

ステージ 対戦相手 成績 1 2 3 4 5 6 7
ファースト 楽天(3位) 2勝1敗
ファイナル 西武(1位) 4勝1敗
日本シリーズ 巨人(1位) 4勝

ファーストステージはリーグ3位の楽天と対戦、初戦を落とし後がなくなったところから2連勝でファイナルステージへの進出を決めました。ファイナルステージは2年連続でリーグ覇者の西武と対戦、アドバンテージ(★)はあるものの4連勝であっさり日本シリーズ進出を決めます。

そして巨人との日本シリーズは実にダイエー(現ソフトバンク)時代以来の19年ぶりの対決となりました。5年ぶりの日本シリーズに進出した巨人とは接戦となるかと予想するも、初戦から4連勝で巨人を一蹴、3連覇、2年連続の下克上による日本一を成し遂げました。

アドバンテージを含まない勝敗成績は10勝1敗、楽天戦の初戦を落として以降10連勝で一気に日本一まで駆け上がりました。

工藤監督のアドバンテージを含まないクライマックスシリーズ、日本シリーズの通算成績は37勝12敗1分、勝率は約7割5分と驚異的な強さを誇ります。

まとめ

2019年もクライマックスシリーズの初戦楽天戦を落としながら、以降怒涛の10連勝で2年連続での下克上による日本一を達成したソフトバンクホークスが圧倒的な強さを見せました。

特に就任5年間で4回目の日本一を達成した工藤監督は、リーグ制覇は2回ながら2018年、2019年とリーグ2位からの日本一と短期決戦にはめっぽうない強さを発揮しています。

工藤監督の短期決戦の強さは

  • 監督としての5年間の短期決戦の成績は37勝12敗1分け、勝率約7割5分!

と輝かしい成績を残しています。名監督の域に足を踏み入れた工藤監督。この先工藤監督率いるソフトバンクホークスを倒して日本一になるチームはいつ現れるのでしょうか?来シーズンもプロ野球が楽しめそうですね!

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