名前 | 山下 舜平大(やました しゅんぺいた) |
投打 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
出身地 | 福岡県 |
生年月日 |
2002年7月16日 |
身長 | 189cm |
体重 | 93Kg |
経歴 | 福岡市立野多目小学校(筑紫丘ファイターズ) |
福岡市立三宅中学校 | |
福岡大大濠高校 |
野多目小学校時代は、筑紫丘ファイターズで野球を始め、三宅中学校時代は軟式野球部に所属、3年生時には福岡選抜としてU!5全国KWB大会で準優勝に貢献します。
2018年に地元の福岡大大濠高校に入学して1年秋からベンチ入り、2年生時の春季九州大会から主戦投手となり同年の夏にはエースとして出場。この県大会では準々決勝で九州国際大付に1-3と敗退しますがベスト8入りを果たします。
2年秋の県大会では優勝候補にも挙げられましたが、4回戦で敗退、選抜出場を果たすことはできませんでした。しかし、この県大会以降、ボールを持たずに1日1000回の股割ストレッチを続け、体幹を鍛えました。この期間に体重は85㎏まで増え、球速も146㎞を記録するまで成長します。
このトレーニングの成果が早速現れたのが、11月に行われた大阪桐蔭高校との練習試合です。全国トップクラスの強力打線を相手に気後れすることなく12奪三振と好投します。股割の効果で下半身は安定し、5失点ながらも140㎞台後半の直球と落差あるカーブの緩急で次々と強力打線を打ち取りました。
一冬越して最後となる夏の選手権へ意気込みましたが、新型コロナの影響で夏の大会も中止、練習も休止となる中、自粛期間中は中学時代のチームメイトとキャッチボールなどをしながら体力づくりに励みました。
食事面でもバランスよく摂取し、下半身強化のためのスクワットをひたすら繰り返します。この成果もあり、練習再開後には体重は93㎏まで増加、そして最初の練習試合では球速153㎞を計測、一気にドラフト候補へと名乗りを上げました。
中止となった夏の大会の代替大会として開催された福岡県の独自大会では、福岡地区の決勝まで進み福岡高校を相手に9回まで無失点と力投しますが、延長10回のタイブレークでは1失点、12回に3失点して3-4で敗退しました。しかし独自大会では4試合に登板、1試合当たりの失点は1点台と好投を見せています。
150㎞台の速球と恵まれた体格は、同じ九州から交流試合にも出場した注目投手大分商川瀬堅斗投手、鹿児島城西八方悠介投手とともにドラフトの目玉となるのではないでしょうか?
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セットポジションからオーバーハンドで投げおろす直球は最速153㎞、変化球は落差のあるカーブと100㎞台のスローカーブの2種類を操ります。中学時代にはスライダー、チェンジアップも球種として持っていましたが、将来を見据えて大きく育てたいという八木監督の育成方針により高校時代はこれらの変化球は封印しました。
スケールの大きさでは高校生の中でもトップクラスで、プロ野球スカウト陣の評価も「伸びしろもあり高校生ではトップレベル」「高校生で3本の指に入る」「素材は超一級」と軒並み高評価、1位候補を示唆する球団もあります。
体格の良さと落差のあるカーブを投げられる点も高評価につながっています。地元球団である福岡ソフトバンクホークスも高評価をしており、地元球団からの指名もあるかもしれません。
昨年のドラフトの目玉、大船渡高校からロッテドラフト1位の佐々木朗希投手、星稜高校からヤクルトドラフト1位の奥川恭伸投手を目標としてきましたが、今や世代最強エースの座を目指します。
8月、9月に開催されるプロ志望届を提出した選手が参加する「プロ志望高校生合同練習会」では西日本会場の甲子園に登場予定、ドラフト1位候補として一躍注目されることとなりました。
2020年は春の選抜大会が中止、夏の選手権も中止となりついに全国でお披露目できなかった福岡大大濠高校のドラフト候補右腕山下舜平大投手のプロフィールや身長、体重などの経歴を紹介してきました。
そんな山下舜平大投手の特徴は
と今秋ドラフトの注目選手であることは間違いありません。「プロ志望高校生合同練習会」にも参加予定、ここでのスカウト陣の評価次第では今秋のドラフト1位指名もありえます?10月26日のドラフト会議が非常に楽しみですね。