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2019MVP坂本勇人選手の契約更改で2020来季年俸は現状維持?!生涯年俸や成績など経歴は?

東京ドーム

2019年プロ野球ペナントレースは、セリーグは読売巨人軍の5年ぶりの優勝で幕を閉じました。日本シリーズこそ福岡ソフトバンクに敗退したものの、坂本勇人選手は全試合に出場、主将としてチームをけん引しました。

個人成績では打率0.312、本塁打40本、94打点といすれもリーグベスト5に入る成績で、特に本塁打数はリーグ2位、遊撃手としての40本塁打は1985年の宇野勝選手(中日)以来の史上2人目の快挙達成となりました。

チーム、個人としても最高のシーズンとなりセリーグMVPとなった今季ですが、今や球界を代表するまでになった坂本選手の2020年契約更改で来季年俸は現状維持となりました。好成績なのに現状維持となった理由は?また生涯年俸、生涯成績などもはや超一流といわれるほどの経歴を見ていきましょう!

坂本勇人選手のプロフィール

坂本勇人選手は、2006年にドラフト1位で読売巨人軍に入団し入団1年目から1軍出場を果たしました。プロフィールについて見ていきましょう。

名前 坂本勇人(さかもと はやと)
誕生日 1988年(昭和63年)12月14日
投打・ポジション 右投右打・遊撃手
出身 兵庫県
出身高校 八戸学院光星高校(青森)
身長・体重 186㎝、83㎏
ドラフト年、順位 2006年高校生1位

今や有名な話ですが、坂本選手は小学校時代はニューヨークヤンキースの田中将大投手とバッテリーを組んでいましたが、田中投手が捕手、坂本選手は投手でした。中学までは地元兵庫の伊丹シニアでプレー、高校は青森県の八戸学院光星高校に進学、第78回選抜高校野球にも出場しています。

高校時代は通算本塁打39本と注目された選手でしたが、ドラフト会議では当時巨人が1位指名した堂上直倫選手の外れ1位で指名されました。1年目から1軍昇格を果たし、2年目には松井秀喜選手以来の10代での開幕スタメンとなりました。

関連記事:くじ運悪い?巨人のドラフト歴代1位と過去に1位指名を蹴った選手とは?

なお背番号は現在「6」ですが、2年目までは「61」をつけていました。それでは坂本選手のこれまでの成績について見ていきましょう。

坂本勇人選手の生涯成績(2020年まで)

2006年に入団し2007年の1年目から1軍出場しています。2020年までの通算14年間の成績を見ていきましょう。

年度 試合 打席 打数 安打 打点 本塁打 打率
2007 4 3 3 1 2 0 .333
2008 144 567 521 134 43 8 .257
2009 141 640 581 178 62 18 .306
2010 144 676 609 171 85 31 .281
2011 144 624 568 149 59 16 .262
2012 144 619 557 173 69 14 .311
2013 144 620 554 147 54 12 .265
2014 144 616 545 152 61 16 .279
2015 130 558 479 129 68 12 .269
2016 137 576 488 168 75 23 .344
2017 142 614 539 157 61 15 .291
2018 109 502 441 152 67 18 .345
2019 143 639 555 173 94 40 .312
2020 115 479 412 119 65 19 .289
通算 1785 7733 6852 2003 865 242 .292

2008年の入団2年目から8番2塁手で開幕スタメン入り、その後は遊撃手として全試合出場を果たします。3年目の2009年は打率3割6厘をマーク、ベストナインに選出されます。

2010年から2014年までは5年連続で全試合出場、2012年には2度目のベストナインに選出、2013年は第3回WBC日本代表メンバーに選出、2014年には26歳で巨人の主将に任命されるなど名実ともに巨人のスタープレイヤーとなりました。

2016年、2018年にはベストナイン、2016年、2017年、2019年はゴールデングラブ賞、また2016年はセリーグの遊撃手として初の首位打者となるなどまさに球界を代表する選手として不動の地位を築いています。2019年はベストナイン、セリーグMVPにも選出されました。

今季は最強の2番打者として本塁打40本もマークし、並み居る強打者をおさえチーム3冠王にもなりました。2019年までに安打数を1884本とし2020年に2000本安打を達成しました。早くも3000本安打を期待する声が多数ありますが、今後もまだまだ選手としての実績を積み上げていくでしょう。

関連記事:プロ野球もうすぐ名球会候補選手は?あと一歩の坂本勇人、藤川球児の成績は?

坂本勇人選手の生涯年俸(2019年まで)と来季の年俸はどうなる?

坂本選手は2006年に契約金8,000万円、年俸650万円で入団契約しました。現在まだ30歳ですが、以降ほぼ右肩上がりで年俸は推移していきます。早速見ていきましょう。

年度 年俸(推定)
2007 650万円
2008 2,550万円
2009 3,400万円
2010 8,000万円
2011 1億2,000万円
2012 1億1,000万円
2013 1億8,000万円
2014 1億8,000万円
2015 2億2,000万円
2016 2億5,000万円
2017 3億5,000万円
2018 3億5,000万円
2019 5億円
2020 5億円
通算 29億600万円

2007年に高卒1年目で1軍昇格を果たし翌年の年俸は一気に3倍超えの2,550万円になりました。初のベストナインに選出された2009年の翌年の年俸は8,000万円、高卒4年目の2010年には30本塁打を記録、翌年の2011年の年俸はイチロー選手、松井秀喜選手に並ぶ高卒5年目での1億円超えとなりました。

2011年はスタメン落ちや成績が前年を下回ったため自身初の1,000万円の減俸を経験しますが、2012年は2度目のベストナインや最多安打など好成績を残し翌年には1億8,000万円に大幅増、翌年は現状維持となりますが、以降は首位打者やゴールデングラブ賞など攻守にわたって活躍し年俸は順調に増えていきます。

年俸3億5,000万円の2018年には、打率3割4分5厘、4度目のベストナインに選出されると翌2019年の年俸は5億円に到達します。球界では巨人菅野投手6.5億円、ソフトバンク柳田選手5.7億円に次ぐ3位の年俸となりました。

2019年は巨人のセリーグ制覇、シーズン40本塁打、ゴールデングラブ賞などチーム、個人ともに大活躍しました。さらにベストナイン、リーグMVPにも選出されました。2020年の来季年俸はおそらくチームメイトの菅野選手の2018年年俸と同額の6.5億円には到達するのではないかと予想されましたが現状維持となりました。

6.5億円となると松井秀喜選手が巨人時代に獲得した野手史上最高額の年俸6.1億円を超えることになります。さらに6.5億円を超えることになれば菅野投手、大魔神佐々木主浩投手が記録した史上最高額を上回ります。

しかしふたを開けてみれば、2020年も現状維持の5億円で更改しました。これは今回の契約で判明したのですが、2019年から5年契約を締結、当初3年間は5億円で固定だったことが明らかになりました。

4年目、5年目の契約年では変動することになりますが、このままの成績を維持すればアップすることは間違いないでしょう!さらに現役中は生涯ジャイアンツでプレーする意欲や東京五輪出場への気持ちが強いことも表明しています。

まとめ

2020年の読売巨人軍はリーグ連覇を達成、主力の坂本勇人選手は通算2000本安打も達成、リーグ優勝に最も貢献する成績を収めました。

坂本選手の2020年までの生涯成績は

  • 入団1年目から1軍昇格、2年目には全試合出場を果たしチームの主力として貢献してきた
  • 2016年にはセリーグ遊撃手として初の首位打者、通算でもベストナイン4回、ゴールデングラブ賞3回に選出
  • WBC、プレミア12の日本代表にも名を連ねる
  • 2019年のベストナイン、MVPにも選出
  • 2020年に2000本安打を達成

名実ともに球団の顔、球界を代表する超一流スタープレーヤーとなった坂本選手の生涯年俸は

  • 入団1年目650万円から5年目には1億円超え、以降順調に年俸額は増え2019年には球界3位の5億円プレイヤーになる。
  • 2020年はチームメイト菅野投手や大魔神佐々木主浩投手がもつ球界最高年俸額の6.5億円の到達も予想される。
  • 野手としては松井秀喜選手が巨人時代に獲得した史上最高年俸額6.1億円を超えるかも注目。

ここまでの坂本選手の経歴を見る限り今や球界最高峰の野手と評価されても不思議ではありませんでしたが、5年契約の当初3年間は5億円で固定だったことが判明。注目の2020年契約更改では5年契約の2年目となる来季年俸は現状維持の5億円でした。

しかしまだまだ進化し続ける坂本選手の今後の活躍も注目ですね!

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