イチロー氏が指導する可能性がある甲子園優勝経験のある強豪校で真っ先に浮かぶのが智辯和歌山高校です。2019年の12月にイチロー選手の草野球チーム「KOBE CHIBEN」と試合をしたのは記憶に新しいところです。
イチロー氏が智辯和歌山の応援、ジョックロックに感動して草野球の試合を申し込んだことで話題となりましたが、その時のお礼で野球指導ということは十分に考えられます。
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草野球の試合をしたのは智辯和歌山高校の教職員で結成されたチーム「和歌山智辯」ですが、何よりも同校は甲子園優勝経験も春1回、夏2回ある強豪校です。
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しかしコロナ禍に配慮して人混みや混雑を避けるということであれば、あえて昨年対戦した同校を選択しない可能性もあるでしょう。
普通に考えれば母校で臨時コーチというのが自然な流れのような気もします。愛工大名電も春の甲子園で優勝経験がありますので候補には十分なりうるでしょう。ただし実際にそうならば母校で臨時コーチと公表してもおかしくはありません。
母校が低迷していて復活のためにスーパースターのOBが一肌脱ぐということもあるでしょうが、愛工大名電は甲子園の優勝こそ2005年選抜以来ありませんが、2018年の第100回選手権大会にも出場して1勝していますので低迷しているというほどでもありません。
今回は高校球児を直接指導するという趣旨からすればあえて多くの人が予想する母校を避けるというのもうなずけます。母校で指導しないならば出身地とはいえあえて同じ愛知県内の優勝経験のある中京大中京、東邦も対象からは外れるでしょう。
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プロ入りはオリックスブルーウェーブに入団して神戸で過ごしたイチロー氏は、1995年の阪神大震災も経験しています。草野球チームの名前にもしたように神戸に対する愛情は人一倍あるようです。
そういった神戸への恩返しという意味で神戸市内の優勝経験のある強豪高校で指導するということも考えられます。神戸市内の甲子園優勝経験のある高校は神港橘、神戸高校、育英高校の3校です。
兵庫県内であれば報徳学園(西宮市)、東洋大姫路(姫路市)、関西学院(西宮市)などがありますが、神戸市にこだわるならばこれらの高校は外れるのではないでしょうか?
では神戸市内の上記3校のどこか?直近の20年間では2005年の選抜に育英高校が甲子園出場したくらいです。甲子園からは遠ざかっていますが、現在でも強豪校の育英高校が候補になるのでしょうか?
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あるいは甲子園から遠ざかっている神港橘や進学校の神戸高校というのもありえなくはないでしょう。神戸市内ということに限るのであればこの3校も候補になるのかもしれません。
新型コロナにより第92回選抜大会が中止となったため、当初出場予定だった高校にサプライズ的な意味合いで指導するという可能性も考えてみました。この場合優勝経験があるのは、
花咲徳栄、明徳義塾、天理、県岐阜商、履正社、桐生第一、智辯学園、中京大中京、大阪桐蔭、東海大相模、智辯和歌山の11校になります。この中で可能性があるとしたら
くらいしか思いつきませんが、大阪桐蔭、履正社、東海大相模の近年優勝経験のある超強豪高校というまさかの選択はないとは思います。やっぱり智辯和歌山なのでしょうか?
現在シアトルマリナーズの球団会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏が年内に高校野球の臨時コーチとなって直接選手を指導するということが公になりました。
指導対象となるのは甲子園優勝経験のある強豪校ということだけがオープンになっており、非公開として取材対応も行わないことになっています。コロナ禍なので人混みを避けるという配慮も見せています。
候補校と考えられるのは
くらいを候補に上げましたが、人混みを避けるためにあえてこれらの予想しやすい高校にせず全く予想つかない高校に行く可能性も大いにありうるでしょう。いずれにしても世界のスーパースターに指導されるラッキーな高校球児には是非イチロー選手からいろいろ吸収していただきたいですね。