2021年度第93回選抜高校野球大会21世紀枠の都道府県候補校が順次発表されています。各都道府県の候補校は以下の通りです。
地区 | 都道府県 | 高校 | 秋季大会成績 |
北海道 | 北海道 | 知内(町立) | 道ベスト4 |
東北 | 青森 | 八戸西(県立) | 県準優勝、東北準々決勝 |
岩手 | 花巻農業(県立) | 県ベスト4 | |
秋田 | 大館桂桜(県立) | 県ベスト4 | |
山形 | 山形工業(県立) | 県ベスト8 | |
宮城 | 柴田(県立) | 県3位、東北準優勝 | |
福島 | 相馬東(県立) | 県ベスト4 | |
関東 | 茨城 | 境(県立) | 県ベスト8 |
栃木 | 石橋(県立) | 県準優勝、関東1回戦 | |
群馬 | 館林(県立) | 県ベスト4 | |
山梨 | 甲府城西(県立) | 県ベスト4 | |
埼玉 | 大宮東(県立) | 県ベスト4 | |
千葉 | 東京学館(私立) | 県準優勝、関東1回戦 | |
東京 | 日大二(私立) | 都ベスト8 | |
神奈川 | 白山(県立) | 県ベスト8 | |
北信越 | 新潟 | 東京学館新潟(私立) | 県ベスト4 |
富山 | 富山北部・水橋(県立) | 県ベスト4、北信越1回戦 | |
石川 | 寺井(県立) | 県ベスト4 | |
福井 | 美方(県立) | 県ベスト4 | |
長野 | 更級農業(公立) | 県ベスト16 | |
東海 | 静岡 | 三島南(県立) | 県ベスト4 |
愛知 | 国府(県立) | 県ベスト16 | |
岐阜 | 大垣商 | 県準優勝、東海1回戦 | |
三重 | 松阪商(県立) | 県準優勝、東海1回戦 | |
近畿 | 滋賀 | 草津(県立) | 県ベスト8 |
京都 | 綾部(府立) | 府ベスト8 | |
奈良 | 畝傍(県立) | 県3位 | |
和歌山 | 耐久(県立) | 県ベスト8 | |
大阪 | 山田(府立) | 府3位、近畿1回戦 | |
兵庫 | 東播磨(県立) | 県準優勝、近畿1回戦 | |
中国 | 岡山 | 岡山工業(県立) | 県ベスト16 |
広島 | 舟入(市立) | 県ベスト16 | |
鳥取 | 米子工業(県立) | 県ベスト8 | |
島根 | 矢上(県立) | 県ベスト4、中国1回戦 | |
山口 | 荻商工(県立) | 県ベスト4 | |
四国 | 香川 | 香川高専高松(国立) | 県ベスト8 |
徳島 | 名西(県立) | 県ベスト4 | |
愛媛 | 川之石(県立) | 県ベスト8 | |
高知 | 土佐塾(県立) | 県ベスト4 | |
九州 | 福岡 | 北筑(県立) | 県ベスト4 |
長崎 | 長崎西(県立) | 県ベスト4 | |
佐賀 | 東明館(私立) | 県優勝、九州ベスト8 | |
大分 | 中津東(県立) | 県ベスト8 | |
宮崎 | 妻(県立) | 県ベスト8 | |
熊本 | 八代(県立) | 県ベスト4 | |
鹿児島 | 伊集院(県立) | 県ベスト8 | |
沖縄 | 具志川商業(県立) | 県2位、九州ベスト8 |
都道府県推薦校が発表されました、北海道は地区推薦校が決まる12月11日の発表となります。これらの候補校からどんな高校が地区の代表推薦校となり、最終的に21世紀枠として選考されるのでしょうか?発表され次第順次掲載していきます。
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各都道府県の推薦校が11月中に順次発表され、12月11日に各9地区の推薦校が選出されました。
地区 | 高校 | 都道府県 | 秋季大会成績 |
北海道 | 知内(町立) | 北海道 | 道ベスト4 |
東北 | 八戸西(県立) | 青森 | 県準優勝、東北準々決勝 |
関東・東京 | 石橋(県立) | 栃木 | 県準優勝、関東1回戦 |
東海 | 三島南(県立) | 静岡 | 県ベスト4 |
北信越 | 富山北部・水橋(県立) | 富山 | 県ベスト4、北信越1回戦 |
近畿 | 東播磨(県立) | 兵庫 | 県準優勝、近畿1回戦 |
中国 | 矢上(県立) | 島根 | 県ベスト4、中国1回戦 |
四国 | 川之石(県立) | 愛媛 | 県ベスト8 |
九州 | 具志川商業(県立) | 沖縄 | 県2位、九州ベスト8 |
以上9校に絞り込まれました。例年ならば3校が選ばれますが、2021年の第93回大会は昨秋の明治神宮野球大会の中止に伴い神宮枠が廃止、代わりに21世紀枠が1枠増となります。これらの候補校から東日本1校、西日本1校、全国1校、神宮枠1増の計4校が1月29日に選出される予定です。
さてこの9校から選ばれる4校ですが、まず文武両道の栃木県の石橋高校を候補校に挙げます。昨年度は115人の国公立大学の合格者をだすほどの進学校ながら秋の県大会では、足利工業、作新学院といった強豪校を倒して関東大会まで進んだ実績は評価されるのではないでしょうか?
2校目には沖縄県の具志川商業を予想します。具志川商業も県大会準決勝で興南高校を下し、九州大会も1回戦で熊本県1位の東海大星翔を破りベスト8、長身エースの新川俊介は最速144㎞と好投手も揃えます。
商業高校らしく「具商デパート」で地元名産品の販売や商品開発を行うなど地域との結びつきも強く、地域密着という点が評価されるのではないかと思います。
3校目は青森県の八戸西と予想します。青森県2位で東北大会に出場、1回戦は福島商業にコールド勝ちでエース福島蓮投手も好投手と実力はありそうです。八戸市内の特別支援学校と交流し、身体障碍者の社会参加に積極的な点が評価されての選出があるのではないでしょうか?青森県から初の選出となるか注目です。
4校目には富山県の富山北部・水橋と予想します。北信越大会に出場し1回戦敗退ながらも、連合チームのため双方のグランドを行き来するといった困難な練習環境を克服という点も選出理由になりえると思います。
異なるユニフォームでの甲子園出場という点が話題性となるのか、はたまた敬遠されるのか不明ですが、富山県から初選出となる点も考慮されるかもしれません。
また部員が小学生への野球指導を行う三島南、北海道大会無失策という堅守でベスト4の知内、コロナ禍においてSNSを駆使して近畿大会出場の東播磨、小学生への野球教室や雪かきなどのボランティア活動も行う矢上、ボランティアで八幡浜市から表彰された川之石、いずれの高校も特徴があり選出される可能性は十分あります。
文武両道、地域密着、困難克服といった点からバランスよく選ばれるのか、また好投手、堅守といった点が評価されるのか、地区大会に進出している点も評価される傾向が強そうです。1月29日はどんなドラマがあるのでしょうか?
春の選抜区高野球ではすっかり定着してきた21世紀枠。2021年第93回選抜大会の21世紀枠にはどこの高校が選ばれるのでしょうか?
各9地区の候補校は12月11日に絞り込まれ、2021年1月29日に3校が決定されます。この候補9校より
の4校が選出されると予想しました。しかし21世紀枠の予想は本当に難しく、いろんな評価点があるためネット上でもいろんな議論が飛び交うことになるのではないでしょうか?
1月29日のセンバツ出場校の発表は多くの高校野球ファン、当事者にとって待ち遠しいですね。とにかく無事に選抜大会が開催されることを祈るばかりです。