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中田翔のホームランキャリアハイや生涯年俸、経歴、血液型は?初の本塁打王ならず!

大空と大地

2020年新型コロナウイルスの感染拡大により、シーズン試合数が120試合に短縮されて開幕した日本プロ野球。パリーグでは北海道日本ハムファイターズ中田翔選手がホームラン数は31本で最後は大阪桐蔭高校の後輩楽天浅村栄斗選手に32本と抜かれリーグ2位におわったものの打点は108打点でタイトルを獲得しました。

大阪桐蔭高校時代は通算本塁打87本と生粋の大砲である中田選手は、打点王のタイトルは経験していますが、意外にも本塁打王のタイトルはまだありません。ホームラン数のキャリアハイ更新なったのでしょうか?

WBC日本代表でもクリーンアップを任された中田翔選手の生涯年俸、身長、体重、血液型などプロフィールや経歴など紹介します!

中田翔選手の経歴

中田翔選手は、2007年にドラフト1位で北海道日本ハムファイターズから指名、内野手として2008年に入団しました。プロフィールについて見ていきましょう。

名前 中田 翔(なかた しょう)
誕生日 1989年(平成元年)4月22日
投打・ポジション 右投右打・内野手
出身 広島県広島市
出身校 大阪桐蔭高校
身長・体重 184㎝、107㎏
血液型 О型
ドラフト年、順位 2007年1位

中田翔選手は広島県広島市出身、中学までは広島で過ごします。広島市立竹屋小学校3年生時に広島鯉城リトルで野球を始め、広島市立国泰寺中学校時には鯉城シニアで通算51本塁打の連盟記録を樹立、日本代表にも選抜されエースで4番として世界大会準優勝に貢献しました。

これだけの実績のある中学生に目を付けて獲得に熱心だったのが大阪桐蔭高校の西谷監督です。2004年に監督に復帰した西谷監督は、当時から有望な中学生を獲得するために西日本を中心に各地に足を運んでいました。

中学生の中田翔選手のピッチングを見て心をわしづかみにされた西谷監督は、その能力のみならず練習1時間前に練習場に来てグラウンド整備する姿勢を見て中田選手の獲得を決意、2005年に中田選手は大阪桐蔭に入学することになります。

中田選手は1年夏から強豪大阪桐蔭高校でメンバー入り、2学年上には後に巨人にドラフト1位指名される辻内宗伸投手、同じく中日にドラフト1位指名される平田良介選手が主軸としているチームで、甲子園に出場します。

中田選手は1年生ながら5番ファーストで出場、甲子園では救援登板、ホームランも放つ活躍でチームベスト4に貢献します。その後の新チームではエースで4番、2年時には夏の甲子園に出場、初戦は同年春の選抜を制した横浜高校との対戦でホームランを放ち快勝します。

しかし続く2回戦ではこの大会で優勝する早稲田実業のハンカチ王子こと斎藤佑樹投手の前に4打数無安打3三振を喫し、チームも2-11と大敗してしまいます。翌年の3年生時の春の選抜にも出場し準々決勝まで進むもこの選抜大会で優勝する静岡の常葉菊川に1-2と惜敗しました。

3年生最後の夏は大阪大会決勝で金光大阪に敗退し、甲子園出場はなりませんでしたが、高校通算87本塁打は当時の高校生の通算本塁打記録、甲子園でも歴代7位タイとなる通算4本塁打を放ち怪物ぶりを全国にとどろかせました。

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2007年のプロ野球ドラフト会議では、仙台育英の佐藤由規投手、成田高校の唐川佑己投手と並んで高校生ビッグ3と称される中、日ハム、阪神、ソフトバンク、オリックスの4球団から1位指名され、抽選で引き当てた北海道日本ハムファイターズに入団します。

続いてプロ入り後の中田選手の成績について見ていきましょう!

中田選手の通算成績やタイトルは?

2008年に入団し1年目の2015年は1軍戦の出場機会はありませんでしたが、2年目の2009年に初出場を果たします。以降2020年までの通算12年間の成績は以下の通りです。

年度 試合 打席 打数 安打 打点 本塁打 打率
2009 22 38 36 10 1 0 .278
2010 65 230 210 49 22 9 .233
2011 143 572 527 125 91 18 .237
2012 144 606 547 131 77 24 .239
2013 108 459 407 124 73 28 .305
2014 144 602 531 143 100 27 .269
2015 143 611 539 142 102 30 .263
2016 141 624 569 142 110 25 .250
2017 129 542 472 102 67 16 .216
2018 140 599 540 143 106 25 .265
2019 124 514 450 109 80 24 .242
2020 119 506 440 105 108 31 .239
通算 1422 5903 5268 1325 937 257 .252

1軍公式戦の出場は2年目の2009年、5月の東京ヤクルト戦に初出場、初安打を記録、年間では22試合の出場にとどまりましたが、2軍のフレッシュオールスターに選出、イースタンの4番として2打数2安打でMVPを獲得しています。

2010年には7番左翼手で開幕スタメン出場、以降は初本塁打も記録しますが、故障もあり出場は65試合のみとなりました。しかし2011年には4番としてレギュラーを獲得、オールスターにも出場を果たすなど一気に飛躍の年となります。

2012年からは監督に就任した栗山英樹監督の意向もあり、4番打者として全試合出場してチームの優勝に貢献します。打率は.239と低迷するも本塁打24本はリーグ2位、77打点はリーグ3位と存在感を現し始めました。

2013年には第3回WBC日本代表入りも果たすも日本代表はベスト4に終わり、自身も6試合に出場、打率.286、本塁打0の成績でした。シーズンでは打率.305と3割超え、リーグ2位の28本塁打をマーク、ベストナインも初受賞しました。

2014年は100打点で初のタイトルとなる打点王を獲得、ホームランも28本塁打でリーグ4位ながら3年連続で20本塁打超え、2015年には30本塁打、102打点と2年連続で100打点以上を記録、1塁手として自身初のゴールデングラブ賞も受賞しました。

2016年は打率.250、25本塁打は前年の成績より下げますが、110打点のキャリアハイで2回目の打点王のタイトルを獲得、2年連続のゴールデングラブ賞、ベストナインも受賞しています。

2017年には第4回WBCの日本代表入り、5番打者として3本塁打、8打点の活躍を見せます。しかしシーズン成績は67打点、16本塁打、打率.216とレギュラー定着した2011年以降最低の成績となりました。

2018年はチームキャプテンにも任命され、シーズン中に通算1,000安打、通算200本塁打を記録。打点は通算4度目の100打点超えとなる106打点をマークし、球団最多記録に並びます。通算200本塁打は平成生まれとして最初の達成者となりました。

しかし2019年は故障による登録抹消もあり、打率.242、24本塁打、80打点と前年の成績を下回る結果となってしまいました。2020年シーズンは本塁打、打点の2部門でトップに位置していますが、すぐ後ろには大阪桐蔭高校の後輩楽天の浅村栄斗選手が追いかけます。

中田選手は本塁打よりも打点へのこだわりを見せていますが、2020年シーズンも打点王のタイトルを獲得、本塁打王は楽天浅村選手に1本差で追いつけずリーグ2位に終わりました。

しかし2020年の試合数は120試合と減りましたが、キャリアハイとなる2015年の30本塁打を上回る31本塁打でキャリアハイを更新しました。

中田選手の生涯年俸、年俸推移

2008年に契約金1億円プラス出来高5,000万円、年俸1,500万円の条件で入団契約しました。2021年までの14年間の生涯年俸、年俸推移を見てみましょう。

年度 年俸(推定)
2008 1500万円
2009 1200万円
2010 1200万円
2011 1800万円
2012 4500万円
2013 8500万円
2014 1億5000万円
2015 2億
2016 2億4500万円
2017 2億8000万円
2018 2億
2019 2億8000万円
2020 2億9000万円
2021 3億4000万円
通算 21億7200万円

入団1年目は1軍出場がなかったため2009年には1200万円まで微減、2010年も現状維持となりますが、1軍戦65試合に出場した2010年の翌年には1800万円に増えました。2011年には1軍レギュラーに定着し、翌年2012年年俸は2.5倍増の4500万円まで増加しています。

2012年、2013年と2年連続でリーグ2位の本塁打数をマーク、2013年は打率3割超え、ベストナイン受賞もあり年俸は8500万円、1億5000万円と年々倍増近く増やし、1億円プレーヤーの仲間入りを果たします。

打点王を獲得した2014年、30本塁打、100打点を超えた2015年も2億4500万円、2億8000万円と順調に年俸を増やしていきますが、レギュラー定着後最悪の成績だった2017年には国内FA権を取得しますが、不甲斐ない成績にFA権行使を保留、8000万円ダウンの2億円と初の大幅ダウンを経験します。

2018年シーズンは復調を見せ、海外FA権取得も行使せず2019年以降の年俸は2億8000万円プラス出来高の3年契約最大10億円の契約を締結します。2020年は1000万円増となりましたが、打点王のタイトルを獲得。2021年年俸は3億円を突破する3億4000万円で更改しました。

まとめ

2020年シーズン、パリーグで3度目の打点王を獲得、ホームランキングには1本足りなかったもののキャリアハイを更新した北海道日本ハムファイターズ中田翔選手の経歴や身長、体重、血液型などプロフィール、生涯年俸を見てきました。

  • 大阪桐蔭高校時代は1年夏から甲子園に3回出場、甲子園通算本塁打4本は歴代7位タイ
  • 高校時代の通算本塁打87本は当時の歴代1位
  • 2007年ドラフト会議で日ハム、阪神、ソフトバンク、オリックスから1位指名され北海道日本ハムファイターズに入団
  • プロ入り後は打点王のタイトル3回、ベストナイン4回、ゴールデングラブ賞3回受賞
  • 生涯年俸は2021年までで21億7200万円、2019年からは3年最大10億円で契約

2020年はホームラン数のキャリアハイ更新に3度目の打点王を獲得。年齢も30代に突入した中田選手ですが、まだまだ成績も伸ばしそうな勢いです。3年契約の最終年となる2021年のシーズンでさらなるキャリアハイの更新なるのか期待したいですね!

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