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2024センバツ高校野球、出場校のスポーツ紙ABC評価と優勝候補ランキング!第96回春の甲子園開幕!

2024年(令和6年)3月18日より第96回センバツ高校野球大会が阪神甲子園球場で開催されます。3月8日に組み合わせ抽選会が開催、一般枠、21世紀枠の出場校32校の対戦カード、日程も決まりました。

選抜甲子園の出場校の決定後、各スポーツ紙が恒例の選抜出場校のABC評価を掲載しています。各校のA、B、C評価を集計してランキング、最もA評価を集めたのはどこの高校か?紹介します!

スポーツ6紙の優勝予想、評価は?

第96回センバツ高校野球大会の出場校決定後、スポーツ6紙が各校をABC評価しています。このABC評価は大会ごとに行われ恒例となっています。評価はどのようになっているでしょうか?

なお今大会より21世紀枠は従来の3枠から2枠へ1枠減、東北、東海はともに従来の2枠から3枠へ1枠増、中国・四国は従来の5枠から4枠へ1枠減となっています。

昨秋の神宮大会で優勝した星稜の北信越には通常の2枠に神宮枠として1枠増の3枠となっています。

地区 学校 スポニチ ニッカン 報知 サンスポ デイリー 中日
北海道(1) 北海 B B B B B A
東北(3)
青森山田(青森) B A A B B A
八戸学院光星(青森) A B B B B B
学法石川(福島) C C C B C C
関東・東京(6)
作新学院(栃木) A A A A A A
山梨学院(山梨) C B B B B A
健大高崎(群馬) A B B B B B
常総学院(茨城) B B B B B B
中央学院(千葉) B C C B C B
関東第一(東京) B B B A B A
東海(3)
豊川(愛知) B B B B B A
宇治山田商業(三重) C C B C C B
愛工大名電(愛知) B B B B B A
北信越(3)
星稜(石川) A A A A A A
敦賀気比(福井) B B B B B A
日本航空石川(石川) C B B B B B
近畿(6) 大阪桐蔭(大阪) A A A A A A
京都外大西(京都) B B B B B A
京都国際(京都) B B B B B B
耐久(和歌山) B C B C B B
報徳学園(兵庫) B B B B B A
近江(滋賀) B C B B B B
中国(2) 広陵(広島) A A A A A A
創志学園(岡山) B B B B B C
四国(2)
高知(高知) B B B B B A
阿南光(徳島) C C B C B B
九州(4) 熊本国府(熊本) B B B B B A
明豊(大分) B B B B B B
神村学園(鹿児島) B B B B B B
福岡大福岡(福岡) C B C B B C
21世紀枠(2)
別海(北海道) C C C B C B
田辺(和歌山) C C C B C C

スポーツ紙各紙のABC評価数は?

スポーツ紙 A B C
スポーツニッポン 6 18 8
日刊スポーツ 5 19 8
スポーツ報知 5 22 5
サンケイスポーツ 5 24 3
デイリースポーツ 4 23 5

中日スポーツ

15 13 4

各紙の評価結果のうち、A評価を最も多くつけたのは中日スポーツで断トツの15個でした。他紙が5個前後に対して中日スポーツは約3倍と相当甘目の評価となりました。

発行エリアの愛知の豊川、愛工大名電2校がĀ評価なのは恒例ですが、各地区大会の優勝校もすべてĀ評価でした。Ā評価の数がB評価を上回るのも唯一中日スポーツだけですが、もう少し絞ってもよいような気もしますね。

逆に一番厳しくĀ評価が最も少なかったのはデイリーで4個、それ以外のスポーツ紙は5個ないし6個となっています。一方でC評価はスポニチ、日刊が8つで最多、サンスポは3つで最少ですが、意外にも21世紀枠の2校はB評価でした。

Ⅽ評価の少ないサンケイも甘めの評価とも言えますが、B評価が24と最多だった点からも無難な評価とも言えます。A、C評価ともに最多のスポニチはメリハリを利かせた評価と言えるでしょう。

各紙での大きな差はありませんでしたが、唯一同一校にA評価とC評価が付いたのが山梨学院でスポニチがC、中日がAと分かれたのが特徴的でした。特に前年の優勝校にⅭをつけたスポニチはそれなりの基準で判断したのでしょう。

それでは各紙の評価のランキングについて見ていきましょう。

スポーツ各紙の評価ランキングは?

6紙全てがA評価をつけたのは、作新学院、星稜、大阪桐蔭、広陵の4校となっています。各地区大会の優勝校、神宮大会の優勝校の星稜、準優勝校の作新学院、さらにともに3年連続の地区大会優勝で投打の軸の安定している大阪桐蔭、広陵のオールĀは順当な評価と言えるでしょう。

この4校が今大会の優勝候補筆頭となるでしょう。

該当なし。例年2~3校はB評価1紙で残りがĀ評価の高校はあるのですが、オールĀの4校がずば抜けているという評価でしょうか?

上記の4校に次いで3紙がA評価の高校は青森山田のみで、ニッカン、報知、中日がĀ評価でした。

2紙がĀ評価だった高校も関東第一のみでサンケイ、中日がA評価となりました。ここまでĀ評価が2個以上あったのは、以上の6校ですが、あくまでスポーツ紙のランキング上では本命がオールĀの4校、対抗が青森山田、関東第一の2校といえそうです。

A評価が1つの高校が北海、八戸学院光星、山梨学院、健大高崎、豊川、愛工大名電、敦賀気比、京都外大西、報徳学園、高知、熊本国府の11校でした。

八戸学院光星、健大高崎はスポニチだけがĀ評価、残りの9校は中日スポーツだけがĀ評価でした。中日スポーツは地区大会優勝校10校全てをĀ、さらに愛工大名電、山梨学院、敦賀気比、京都外大西の地区大会準優勝校4校と報徳学園もĀ評価としています。

今回はオールC評価の高校は1校もありませんでした。例年、21世紀枠校にオールⅭ評価がつくことが多いのですが、今回の別海、田辺はB評価が1つないし2つありました。

21世紀枠の高校は秋季の地方大会に出場していない高校や甲子園になかなか出てこられない高校が選ばれることもあるので、全体的に評価が低くなりがちです。

全体的にはB評価が多くなる傾向が強いのですが、地方大会の優勝校、秋季の神宮大会の上位校にĀ評価がつき、21世紀枠や各地方枠にぎりぎり選出された高校にⅭ評価がつきやすい印象があります。

実際、評価通りの試合結果にならないこともあります。一冬超えて選手やチームの成長もあるので、秋の結果を中心に評価するのもなかなか難しいと思います。逆にⅭ評価の高校にも上位進出のチャンスは大いにあるでしょう。

まとめ

2024年春の甲子園、第96回センバツ高校野球大会の出場校、組み合わせが決定、スポーツ6紙による恒例のABC評価のランキングと優勝予想をまとめました。

スポーツ6紙のランキングは

となりました。スポーツ紙の予想は強豪校や甲子園常連校、選抜の場合は秋季の地区大会優勝校に高めの評価がつく傾向が強いです。戦力を評価する公式戦がセンバツ開幕までの長い期間ないので仕方がないでしょう。

秋季大会から一冬超えて選手個々の力、チームの戦力も変動します。秋季大会の結果が春の成績に直結しないことも多くあります。

Ⅽ評価の高校が勝ち進むこともありますし、Ā評価の高校が序盤でつぶしあうこともあります。スポーツ紙の評価も難しいでしょうが、球児にはスポーツ紙の評価をひっくり返すような活躍を期待したいですね。

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